- [コロンビア・エクアドル関係悪化]コロンビアは4月9日、隣国エクアドルからの輸入品に課している関税を、従来の30%から最大100%へ引き上げると発表した。コロンビア貿易省によれば、この措置は前日にエクアドルが発表した関税引き上げと歩調を合わせたものであり、両国間で続く貿易および外交上の対立は一段と激化している。ペトロ大統領は、この状況が改善されない場合、アンデス共同体(CAN)からの離脱も辞さない構えを見せており、地域経済の枠組み自体が揺らいでいる。
エクアドルはここ数か月、貿易赤字の拡大を理由に関税を引き上げてきた。また、コロンビアが両国の共有国境における麻薬取引対策を十分に行っていないと非難している。コロンビアが、非国家武装勢力との対話を優先する一方、エクアドルのノボア大統領は米国からの軍事支援を背景とした軍事掃討作戦による実力行使に傾倒しているという点でも、乖離が大きくなっている。先月には、エクアドルが国境周辺で治安作戦を行っていた時期に、コロンビア国内で爆発事件が発生し、14人が死亡したことも緊張をさらに高めた。
経済面では、コロンビアはすでにエクアドルへのエネルギー供給を停止している。これは、干ばつ時に水力発電ダムの水位が低下した際、エクアドルにとって重要な電力供給源となってきたものであり、同国経済への影響は小さくない。エクアドルはまた、コロンビアから大量の医薬品や農薬を輸入しており、貿易摩擦の長期化は生活や産業にも波及する可能性がある。2025年には、コロンビアはエクアドルとの貿易で10億2,000万ドルの黒字を計上していた。
また、ノボア大統領は米軍のエクアドル派遣への支持を改めて表明したが、米国の支援はエクアドルの安全保障強化を強化するものの、エクアドル国民には不評であり、11月の地方選挙を前にして政治的なリスクとなる可能性が指摘されている。
- [米国/米国民の懸念]ピュー・リサーチ・センターの調査によると、米国によるイランへの軍事行動開始から約6週間がたった今、米国民の最大の懸念はガソリンなどの燃料価格の高騰であることが明らかになった。回答者の69%が懸念しており、45%が「極めて懸念」を示すなど他の懸念事項を上回っている。地上部隊の派遣、米軍の多数の犠牲、米国内でのテロ、戦争の中東域外への拡大についても過半数が懸念を抱いていることも同時に示された。戦争遂行に関しては、米国が民間人犠牲を防ぐために十分な措置を取っているかどうかでは支持政党での違い(民主党支持の3分の2は不十分、共和党は2割強)があり、なかでも共和党内では高齢者層(13%)と若年者層(35%)で見方が分かれているのは特徴的だ。トランプ大統領がイラン問題で適切な判断を下せるという信頼は低下しており、全体の約3分の2が信頼していないと回答した。特に民主党支持者で不信感が強く、共和党支持者の中でも若年層やガソリン高騰を懸念する層では信頼が相対的に低い。
戦争の結果についての見方も分かれている。
イランの核兵器開発能力への影響については、「高まる」「低くなる」「変わらない」がほぼ同程度で意見が割れている。共和党支持者や高齢層は「低くなる」と見る一方、民主党支持者や若年層は「高まる」と見る傾向が強い。イラン国民の生活への影響については、「悪化する」と予想する人が「良くなる」と見る人を上回っており、特に民主党支持者では悲観的な見方が多数派である。
全体として、イラン戦争は多くのアメリカ人にとって「重要な問題」である一方、経済的影響(特にエネルギー価格)、戦争の長期化・拡大、指導者の判断力への不信が強く意識されており、党派・世代間で認識の差が際立つ結果となっている。
- [中国の硫酸輸出制限]中国が2026年5月1日から硫酸輸出を停止する。Bloombergによると、既に中国国内の硫酸製造業者の一部や海外の大口購入企業に通知されている。対象となるのは銅・亜鉛製錬の副産物として生産される硫酸で、2026年を通じて制限を継続する可能性があるという。
世界の硫酸市場は以前から需給が引き締まった状態にあった。リン酸肥料向け需要や銅・ニッケル湿式製錬の拡大に加え、LFP(リン酸鉄リチウム)電池関連など新興分野での需要も増加していた。加えて、2025年9月にはロシアのガス処理施設被災による硫黄供給の減少なども加わり、原料面からの制約も顕在化していた。ザンビアは2025年に国内供給不足を背景に硫酸輸出を一時停止し、2026年3月には輸出を許可制へ移行した。
さらに足元では、中東情勢の悪化により硫酸の原料である硫黄供給が一段と逼迫している。石油・ガス精製の副産物として中東に依存する硫黄の輸送停滞が、硫酸価格の上昇圧力を強めている。
中国は硫酸の一大輸出国だが、2025年後半以降、数量管理や国内優先を通じた実質的な輸出抑制を進めていた。今回の輸出停止はその流れをさらに強化するもので、春の作付けシーズンにあたり、国内の肥料需要や産業用途を優先する狙いとみられる。原料の硫黄の供給が逼迫する中、中国の硫酸輸出停止を補うことは容易でない。
硫酸は鉱業と農業の双方に不可欠な基礎素材。湿式製錬と肥料製造の双方に広く用いられるため、今回の供給制約は両分野に波及する見通し。
- [ロシア・ウクライナ停戦状況]4月12日、ロシアが正教の復活祭(イースター)に合わせて表明した32時間のウクライナへの不侵攻(一時停戦)には、ウクライナも停戦することで応じていたところ、実際には戦闘が続いた。両国ともに相手側の多数の違反があったと主張している。
ウクライナ軍参謀本部によると、停戦期間開始から4月12日夜までに、ウクライナ東部などでロシア軍の砲撃や無人機攻撃を含む停戦違反が計7,696件あった。一方、ロシア国防省によると、停戦期間開始から4月12日朝までに1,971件のウクライナ軍による違反があった。ロシアが主張する違反には、ロシアが実効支配するウクライナ東部・南部への攻撃が含まれる。
侵攻は5年目に入り、両国の不信感は根深い。和平を仲介していたトランプ米国政権は、イランとの戦闘終結に向けた協議に忙殺されており、米国、ロシア、ウクライナ3か国の高官による協議も再開のめどが立っていない。
- [ハンガリー/議会選挙]4月12日、ハンガリーで議会選挙が行われ、過去16年間同国を統治してきたオルバン首相率いる与党フィデス党が大敗した。EUとの関係改善や汚職対策、国内の公共施設の設備投資の強化などを掲げるマジャール党首率いるティサ党が、議席の3分の2を獲得する見通しである。
ティサ党が3分の2の圧倒的多数を獲得すれば、憲法改正や大統領の任命等を含め、前政権の遺構に縛られない自由な政権運営が可能となり、汚職対策やEUとの関係改善などの改革を強力に進める見込みである。
オルバン首相は年金受給額の増額等のバラマキ政策を打ち出していたが、低迷する経済や公共投資不足により老朽化が進むインフラ問題などへの国民の不満が大きく、厳しい審判が下された。
同国の選挙は国際政治上も大きな意味を持っている。これまでオルバン首相は、欧州連合(EU)の統合深化や移民政策等に異を唱えてきたほか、直近ではEUの対ウクライナ支援をブロックしていた。ロシアには天然ガスや原油をEUの方針に反する形で依存を続け、中国との間でも政治・経済両面で親密な関係を築いてきた。
今回勝利したマジャール氏は「法の支配」の回復と汚職撲滅を公約しており、必要な改革を進めることで、欧州委員会が凍結している約180億ユーロ(約3兆円規模)の補助金等が再開される可能性が高い。また、「政府系オリガルヒ」への特権的な公共調達が是正されることで透明性が高まり、投資環境が大きく改善する可能性が高いほか、エネルギーの対露依存を低減させるため、再生可能エネルギーへの投資拡大も見込まれる。
- [南アフリカ/第二政党新党首]4月12日、南アフリカの第二政党「民主同盟(DA)」は党の全国大会を開催し、ゴーディン・ヒル=ルイス氏を新党首に選出した。39歳で白人のヒル=ルイス氏は、DAの拠点であるケープタウン市長を務めている。
2月にDA前党首のジョン・スティーンハイゼン農業相は次期DA党首選に立候補しないと表明。DAの重鎮で最大都市ヨハネスブルグ市長選への立候補を表明しているヘレン・ジレ氏からの信頼も厚く、ケープタウン市長就任前に約10年間国会議員を務めた間に、DA内の「影の大臣(注1)」を歴任した経験の豊富さから、広くヒル=ルイス氏の勝利が予測されていた。2024年の総選挙で得票率40.2%とアパルトヘイト廃止以降の選挙で歴史的大敗を喫した最大政党「アフリカ民族会議(ANC)」は、議会で単独過半数を維持できなくなったことから、得票率21.8%で二位につけたDAを含む10党からなる「国民統一政府(GNU)」を組成。GNUの内閣にはスティーンヘイゼン前党首をはじめ複数のDA党員が入閣しているが、ヒル=ルイス氏は国政には直接関与せず、ケープタウン市長を継続するとの意向を示している。
同氏およびDAがケープタウン市長継続にこだわる理由は、2026年11月から2027年1月の間に5年ぶりに実施される予定の「統一地方選」を控えているためだ。アパルトヘイトを廃止に追いやったANCは汚職や縁故主義の蔓延、電力・水道などのインフラ不足から国民からの支持が低迷している。一方で、DAが支持基盤とするケープタウンを含む西ケープ州では、相対的にクリーンなイメージを保ち、インフラ整備も進んでいる。そのため、DAの主要支持層である白人(人口の約7%)、カラード(混血。同8%)、インド系(約3%)といった少数派の非黒人層のみならず、これまでANCを指示してきた多数派の黒人層(約81%)にも支持が広がりつつある。白人女性であるジレ氏が黒人が多数派を占める南ア最大の経済都市・ヨハネスブルグの市長選に自ら立候補するのも、ヨハネスブルグでのANCの人気の陰りを受けてのものだ。同氏は選挙キャンペーンで、市内で破損した水道管によってできた水たまりで泳ぐ写真をソーシャルメディアに投稿し、いかにANCらによってインフラが荒廃してきたかを市民に訴えている。
他方で、国内では「白人・中流階級」の政党との見方が多いDAが、国内の過半議席を占めるまで成長を続けることは難しいとの見方が一般的だ。4月1日、ヨハネスブルグを含む国内最大の経済規模を持つハウテン州のパニャザ・レスフィ州知事(ANC出身)は、極左政党「経済的開放の闘士(EFF)」所属のンクレルコ・ダンガ氏を州財務担当大臣に任命した。ANCは2024年の総選挙でハウテン州での過半議席を失い、少数与党として政権運営を行ってきたが、予算可決のために黒人への経済分配を強く進めるEFFとの州内連立政権を選んだ形だ。特にANC党内では、2027年のANC総裁選でラマポーザ大統領が党首職を辞任することが決まっており、次期党首の最有力候補としてポール・マシャティレ副大統領の名が挙がっている。マシャティレ氏はハウテン州に強力な地盤を持ち、縁故主義の政治家としてみられており、レスフィ州知事との関係も深い。マシャティレ氏は、DAとの協力よりも、EFFや、ズマ前大統領が率いる同じく極左派の「民族の槍(MK)」党との連携の意向を示すとみられることから(注2)、こうしたANC党内の政治的状況も受けて、黒人同士の連結が進む可能性があるとの見方もある(4月7日付、Daily Maverick紙)。
現在、DAは国政レベルでDAがGNUのメンバーとなっている。スティーンヘイゼン前党首はこれまで野党として批判を続けてきた相手であるANCを中心とするGNUに加盟する際、ANCがEFFやMKとの連立を組成することは「終末の連立(Doomsday Coalition)」と表現し、それを阻止するために加入を決めたと述べていた。しかし、クリーンなイメージの親ビジネス派で、西側諸国との関係を重んじているDAがGNUから脱退することとなれば、南ア経済の信用の低下を招くほか、過去最悪の状況にある米国との関係がさらに悪化する恐れもある。
(注1)Shadow Minister:野党が政権交代に備えて内閣(与党)の各大臣に対応して配置する「担当政策責任者」。英国でも一般的。
(注2)EFFもMKもANCから離党したメンバーを中心に構成されている。
- [ASEAN・国際機関/経済見通し]4月10日までに、世界銀行(世銀)、アジア開発銀行(ADB)及びASEAN+3マクロ経済調査事務局(AMRO)の国際機関3社は2026年・2027年のアジア地域各国の経済見通しを公表した。いずれの機関も4月・10月に見通しを策定・公表していることに加えて、7月・1月頃にも四半期ベースで見通しを公表している。今回の見通しでは、中東情勢の影響がどの程度各機関の経済見通しに影響を与えるかが注目された。
いずれの機関も、主に以下の経路を通じて各国経済が影響を受けると分析している。
・インフレ加速:エネルギー価格のほか、肥料価格の高騰が一次的にはインフレ率、二次的にはコアインフレ率の上昇をもたらす。例えばAMROは、原油価格が1バレル当たり10ドル上がると、ASEAN地域全体でのインフレ率は0.3~0.4ポイント押し上げられると推計する。
・サプライチェーン寸断:ホルムズ海峡の実質的閉鎖による化石燃料の供給途絶、それによる財・サービスの生産量減少
・金融市場の混乱:リスクオフの動き加速による資本流出
・外需停滞:世界的な不確実性上昇による輸出低迷
・海外送金額の減少:湾岸諸国在住の海外労働者による送金額の減少が家計の所得低下をもたらす。
ASEAN5諸国を比較した際に、マレーシアについては相対的に影響が抑えられることが見込まれている。例えば世銀は、同国が石油・ガスの純輸出国であることを踏まえ、原油価格高騰が交易条件改善を通じて所得を上昇させると指摘しているほか、エネルギー補助金制度を採用しているため、ほかの国に比べインフレ率上昇を抑えられると指摘している。加えて主に米国におけるAIブームに起因するデータセンター・半導体需要拡大による電子部品・電子機器の輸出増加が中東情勢の影響を相殺し続けると分析している。
他方でホルムズ海峡の実質的閉鎖により、原油・ガスのみならずヘリウム・硫黄など半導体製造に必要な中間財の供給が途絶えることで輸出が低迷することも懸念される。3月19日には、カタールエナジー社のPearl GTL施設の損傷により硫黄・ヘリウムの生産量が減少することが見込まれている。またエネルギー補助金の支出拡大による財政赤字拡大にも留意が必要である。
他方で、タイ・フィリピンについてはインフレ亢進のほか、観光業低迷や労働者送金減少も打撃となると見込まれる。特にフィリピンに関し、AMROは原油・ガス輸入の約9割を湾岸諸国に依存するため、供給途絶リスクが大きいと分析している。フィリピンについてはエネルギー補助金制度やエネルギー基金制度を採用していないため、原油・ガス価格高騰が小売ガソリン価格の高騰に直結しやすい傾向にある。
3機関は2026年経済見通しを推計するにあたり、特に中東情勢の影響に関し異なる前提を置いていることについては注意が必要である。ADBは4月中にホルムズ海峡の実質的閉鎖を巡る混乱が解消し、結果的に原油価格高騰が早期に終息するシナリオを前提としている。具体的には、原油価格が2026年第2四半期に1バレル当たり80ドル(平均)、その後は2月までの水準に戻り、通年では72ドルで推移するとの前提を置いている。それに対しAMROは、原油価格が数か月間は1バレル当たり90ドルで推移し、その後は終息するものの、年内は2月時点よりも高い75~85ドルで推移し続けるとしている。結果的に、ADBの推計では2025年から2026年にかけてのASEAN全体での実質GDP成長率は4.8%から4.6%と0.2ポイントの低下に留まる一方で、AMROは4.9%から4.6%と0.3ポイントの低下が見込まれており、見通しの差異が鮮明となっている。
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