- [アジア/政治経済関連ニュース]概要:
5月6日、ベトナムのトー・ラム書記長兼国家主席がインドのモディ首相と会談を実施した。会談後、両国は外交関係を「強化された包括的戦略的パートナーシップ」に格上げすることに合意した。2030年までに貿易額を250億ドルに拡大させる目標を設定した(2025年は約165億ドル)ほか、ベトナム沿岸部に存在する原油・ガスの採掘・生産にインド企業が関与することに合意した。他にも防衛装備品の共同生産やレアアース採掘・精錬分野での協力などを含む13件の覚書に署名した。安全保障分野では、共同演習実施や防衛装備品の共同開発を進めることに合意した。
背景・示唆:
インドは、経済発展が相対的に遅れている北東部の開発をテコにASEAN諸国との間で経済・安全保障・インフラ開発分野での連携を強化する外交指針「アクト・イースト」のほか、インド太平洋地域のグローバルサウス諸国への関与政策「マハサガル」構想を掲げる。これら2つの指針・構想は、足元で拡大する中国の地政学的影響力への対抗を意図しているとの指摘がある。今回のベトナムとの会談においても、貿易など経済面以外にも安全保障分野やレアアースなど経済安全保障分野での協力に確認しており、中国の地政学・地経学的影響力拡大への対抗という意図が読み取れる。
概要:
5月7日、フィリピン統計庁は、2026年第1四半期(2026年1~3月)の実質GDP成長率が2.8%であったと公表した。2025年第4四半期(10~12月)の3.0%から更に低下した形となった。支出項目別には、民間投資・公共投資を含めた固定資本形成の伸びが▲3.3%と大きく落ち込んだ。GDPの7割以上を占め、GDPのけん引役であった家計消費の伸びも3.0%とコロナ禍以降最低の水準となった。
背景・示唆:
フィリピンでは、昨年8月頃より発覚し始めた政府による治水工事における汚職スキャンダルの取り締まり強化も踏まえ、足元で政府による公共投資実施が停滞している。これに伴い民間投資も停滞したことで、実質GDP成長率も2025年第3四半期より低下傾向にある。加えて足元では原油・ガス価格高騰に伴うインフレが亢進している。4月のインフレ率は7.2%と、2023年3月以来最高の水準となった。ASEAN5諸国の中で、フィリピンはエネルギー自給率が低く、かつ観光業・海外労働者送金がGDP・家計所得に占める割合が大きいことから、イラン情勢を踏まえた経済減速懸念からペソ安が進行し、それが輸入インフレを招いている。
概要:
5月5日、インドネシア銀行は裏付け書類を伴わない外貨の現金購入限度額を現在の50,000ドルから25,000ドルに引き下げると発表した。翌6日、インドネシアのプルバヤ財務相はインドネシア銀行(中銀)と連携し国債安定化基金を設立する可能性について言及した。国債の買い戻しなどを通じた国債利回り上昇を目的としたもの。
背景・示唆:
インドネシアの1~3月の財政赤字は240兆ルピアを記録。GDP比では0.9%であった。無料給食プログラムやエネルギー補助金などの歳出拡大が主因となった(歳出全体は前年比31.4%増)。今後も同様のペースで財政赤字が拡大する場合、法定上限であるGDP3%を超過することが懸念される。イラン情勢を踏まえた原油価格の高止まりを受け今後もエネルギー補助金の増額が見込まれる。こうした財政懸念を受け、2026年初よりルピア安・長期国債金利高騰が継続している。
- [米国・ブラジル/首脳会談]2026年5月7日、ルーラ大統領とトランプ大統領の会談がようやく実施された。会談は、全体的には建設的におこなわれたものの、会談後に大きな発表はなかった。
会談の核心となった議題は、貿易関係、国際犯罪対策、そして重要鉱物資源という三つの戦略的柱だった。貿易面では、米国による第301条調査に基づく追加関税の懸念に対し、30日間の期限付き作業部会の設置で合意したが、これは即時の問題解決を意味するものではなく、むしろ時間稼ぎとしての側面が強い。
治安分野では、ブラジル側が組織犯罪対策のデータ共有を提案し、協調姿勢を示したことで、米国内で浮上していたブラジルの犯罪組織を「テロ組織」に指定するというリスクを当面回避することに成功した。また、重要鉱物資源についてルーラ大統領は、単なる原材料の輸出としての役割を明確に拒絶し、国内での精製プロセスを含むサプライチェーンの垂直統合と付加価値化を絶対条件として提示したが、これらの議論は現時点で具体的なディールには至っていない。
この二国間対話の背景には、中南米における中国のプレゼンス拡大という、トランプ政権にとって看過できない地政学的懸念がある。しかし、ルーラ大統領はトランプ大統領に対し、中国との関係深化はブラジルの意図的な親中ではなく、米国や欧州の企業が市場から撤退した空白を中国が埋めているに過ぎないとして、米国が再びブラジル市場へ参入すべきとの姿勢を示した。
また、今回の会談はルーラ大統領にとって、国内政治においては支持基盤に向けた外交的勝利としての意味合いを持つ。自らの交渉力がいかなる難敵とも建設的な関係を築けることを支持層にアピールした。しかし、表面的な友好的雰囲気の裏には、依然として解消されない深刻な経済的・構造的摩擦が潜んでいる。特に、第301条調査に基づく関税適用の可能性は依然として消滅しておらず、ブラジルから譲歩がなければ新たな関税が設定される可能性が高い。以前の50%までは課せられないとみられるが、現時点で予測される関税率は25%から30%という、ブラジルにとって依然として重い負担となる範囲に留まっている。ブラジル側は、PIX(即時決済システム)の開放やエタノール関税の引き下げといった、米国が強く求めるデジタル経済・農業分野の譲歩については、今回の高レベルな対話の場でも明確な回答を避けており、拒絶姿勢を崩していない。こうした未解決の課題は、ブラジルの大統領選が近づくにつれ、国内政治の力学によって交渉の硬直化を招くリスクをはらんでいる。
今後の展望として、米ブラジル関係は今回の会談を起点とした短期的な外交安定期に入るものの、両国関係は今後、限定的な協力と持続的な緊張が続くとみられる。
- [米国/中期の期待インフレ率は安定]ニューヨーク連邦銀行が発表した4月の「消費者期待調査」によると、1年先の期待インフレ率は3.6%だった。これは、3月(3.4%)から上昇し、中東紛争前の2月(3.0%)に比べると0.6ポイントの上昇になった。足元にかけての物価上昇もあって、短期の期待インフレ率は上昇している。
その一方で、3年先の期待インフ率は3.1%、5年先の期待インフ率は3.0%であり、3月と同じだった。2月時点ではそれぞれ3.0%であり、大きく変化していない。これらを踏まえると、中期的な期待インフレ率はまだ安定していると言える。
なお、1年先のガソリン価格については5.1%と、3月(9.4%)から大幅に鈍化した。食品(5.2%)や医療費(9.6%)、大学教育(8.8%)、家賃(6.0%)などいずれも3月から上昇率を縮小させた。こうした部分が期待インフレ率を押し下げるように寄与しているとみられる。また、1年先の収入は2.7%であり、3月(2.4%)から上昇率を拡大させた。雇用・所得環境に対する見通しは、3月調査から大きく変化していなかった。これは、足元の雇用環境が底堅く推移していることを反映している。
現実の物価上昇率が高まり、短期的な期待インフレ率も上昇しているため、連邦準備理事会(FRB)は政策金利を引き下げるという選択肢を取りにくい。また、中期の期待インフレ率が安定していることを踏まえると、利上げに踏み切るほどでもないとも言える。もちろん、今後の物価上昇率や期待インフレ率次第であるため、引き続き動向を注視する必要がある。
- [オーストラリア/ガス留保制度]5月7日、オーストラリア連邦政府は、液化天然ガス(LNG)輸出業者に対し、新規契約分や未契約ガスを対象に、供給量の20%を国内市場向けに確保させる国内ガス留保制度を、2027年7月1日から導入する方針を発表した。国内ガス供給の確保と価格抑制効果の創出、エネルギー安全保障の強化を目的としている。
制度は全国制度として導入される見通しだが、実質的な対象は東海岸の3つのLNGプロジェクトとみられている。西オーストラリア州では2006年から15%の州独自留保制度が存在しており、今回の措置はこれを全国展開する位置づけとなる。政府は、国内市場への供給増加により、価格交渉力改善や供給余力拡大につながると説明している。
オーストラリアは世界有数のLNG輸出国だが、国内では供給不足懸念や価格上昇が問題化している。本措置は、家庭・産業界を国際価格高騰の影響から一定程度保護するほか、国内供給確保や燃料安全保障強化を狙う。政府はガスについて、再生可能エネルギー比率82%目標を支える調整電源として重要と位置づけている。
2025年12月22日の政府発表以前に締結された既存契約は保護対象となり、輸出契約は従来通り履行される見通し。
報道によると、製造業団体は、ガス不足懸念の後退や価格見通し改善を評価した一方、AEP(豪エネルギー生産者協会)は、投資萎縮や将来の供給減少リスクを指摘し、オーストラリアの「信頼できるLNG供給国」としての評価低下につながる可能性があると警告した。
- [ロシア/外貨購入再開]ロシアは原油高を受け、財政ルールに基づく外貨購入の再開を2か月ぶりに決めた。5月8日から6月4日にかけ、財務省は1,103億ルーブル(約2,316億円)相当の外貨を購入し、その大半を人民元とする方針だ。イラン情勢を背景とした原油価格上昇で生じた想定を上回る石油輸出収入を吸収し、国家福祉基金(NWF)に積み立てる狙いがある。
また、石油輸出を通じた外貨流入によりルーブルが過度に上昇するのを防ぐ狙いもある。原油価格の急騰を背景に、ロシアルーブルは2026年3月末以降、1ドル=82ルーブル前後から75ルーブル程度まで上昇した。今回の実際の購入はロシア中央銀行が担う。ただ、市場では外貨購入の再開は事前に織り込まれており、発表後もルーブルは人民元に対してむしろ上昇した。市場関係者からは、購入規模が予想を下回ったとの指摘も出ており、財務省の外貨購入は、ルーブルを押し下げるというより、むしろ上昇ペースを抑える程度にとどまるとの見通しがでている。
- [ルーマニア/内政の混乱](1)概要
2026年5月5日、ルーマニア議会において、イリエ・ボロジャン首相(国民自由党:PNL)率いる親EU・中道右派の連立政権に対する内閣不信任案が、賛成281票(可決に必要な233票)で可決され、政権が崩壊した。これにより同政権は、発足からわずか10か月で幕を閉じた。
(2)不信任案提出の背景
ルーマニアは現在、EU域内で最も高い水準の財政赤字に加え、深刻なインフレや景気後退のリスクに直面している。ボロジャン政権は財政再建を最優先課題に掲げ、増税、公共部門の賃金・年金凍結、公務員削減、さらに高額な特別年金制度の廃止など、痛みを伴う急進的な緊縮措置・改革を推進した。しかし、こうした強硬な改革路線に対する国民の不満が高まる中、連立内で最大議席を有する中道左派の社会民主党(PSD)と対立が激化し、PSDは4月下旬に連立を離脱していた。
(3)中道左派と極右政党の「異例の連携」
今回の不信任案は、連立を離脱したPSDが、極右・親ロシア的立場をとる野党「ルーマニア人統合同盟(AUR)」と共闘して提出・可決させたものである。ルーマニアの民主派政党間では、極右勢力を政権から遠ざける「防波堤」を築くとの暗黙の合意があったが、これが事実上崩れた形となった。親EUの主流派政党が極右と連携して政権を倒したことに対し、欧州の主流派政治指導者からも深刻な懸念が示されている。
(4)今後の政局の見通し
ボロジャン首相は、自らの改革を「国家にとって必要かつ緊急の措置」であったと擁護し、不信任案を批判した。与党であったPNLは野党に回ると表明し、PSDとの再連立を否定。一方、AURのシミオン党首は早期の解散総選挙を要求しているが、中道派のダン大統領はこれを否定し、ルーマニアが親欧米・親EU路線を維持する姿勢を強調している。今後は大統領主導で新政権樹立に向けた各党との協議が進められる見込みだが、明確な過半数を確保する勢力が存在しないため、連立交渉は難航が予想される。政治的空白が長期化すれば、約110億ユーロのEU支援資金の喪失や国債格下げなど、深刻な経済リスクにつながる可能性がある。このため、事態収拾に向けてテクノクラート(実務家)内閣が発足する可能性も指摘されている。
- [米国による船舶護衛作戦の突然の中止の背景]米国がホルムズ海峡で開始した船舶護衛作戦「プロジェクト・フリーダム」は、開始からわずか36時間で事実上停止に追い込まれた。その背景には、米国と湾岸諸国との深刻な意思疎通不足と、地域諸国の対イラン戦争への強い警戒感があったとされる。
米NBCニュースなどによると、トランプ大統領は湾岸同盟国への十分な事前調整を行わないまま、SNS上で突然「プロジェクト・フリーダム」の開始を発表した。これに対し、サウジアラビアのムハンマド皇太子は激怒し、米軍に対してプリンス・スルタン空軍基地の使用やサウジ領空通過を認めないと通告した。カタールやオマーンも作戦開始後に初めて説明を受けたとされている。トランプ大統領と皇太子による直接電話協議でも状況は改善せず、米軍は必要な空域アクセスを失ったことで、作戦継続が困難になった。
米政府は公式には「交渉に大きな進展があったため作戦を停止した」と説明したが、実際にはサウジの協力拒否によって軍事的に継続不能となった側面が大きく、停止の直接的な理由は「戦略的判断」ではなく、「作戦遂行上の限界」だったという見方が強まっている。また、サウジとクウェートは一時的に米軍基地へのアクセスを停止した後、わずか6時間後に再開しており、この方針転換は、湾岸諸国が米国との同盟を維持しながらも、イランとの全面対立に巻き込まれることを極度に恐れている現実を示している。
一方、ホルムズ海峡周辺では米軍とイラン軍による軍事衝突も発生した。米側は、イラン軍がホルムズ海峡を航行していた米駆逐艦3隻に対しミサイルやドローンを発射したと主張し、報復としてイランの軍事施設を攻撃したと発表した。これに対しイラン側は、先に米軍がイランの石油タンカーや船舶を攻撃し、停戦協定に違反したと反論している。イラン軍は報復として米艦艇を攻撃し、「甚大な損害を与えた」と主張したが、米中央軍は被害を全面否定した。
今回の一連の出来事は、米国とイランの軍事対立が依然として継続していることに加え、湾岸諸国自身も戦争拡大を望んでいないことを浮き彫りにした。特にサウジやUAEなど湾岸産油国は、米国との安全保障関係を維持しながらも、自国がイランの報復対象となることを強く警戒している。ホルムズ海峡をめぐる軍事的緊張は今後も続く可能性が高く、停戦状態が維持されているとはいえ、実態としては極めて不安定な状況が続いている。
- [DRC・ザンビア/選挙・対米関係]5月7日、コンゴ民主共和国(DRC)のフェリックス・チセケディ大統領は、2028年に実施される予定の大統領選の出馬に前向きな姿勢を示した(5月7日付、ロイター通信等)。DRCの憲法上、大統領の任期は2期・計10年までと定められている。2023年の大統領選で再選を果たしたチセケディ氏は2028年に任期満了を迎えるため、次回選挙への出馬は認められない。しかし、同氏は「国民が望むのであれば3期目を受け入れる」と述べ、任期制限を撤廃するための憲法改正に必要な国民投票を実施する意向を示している。これに対し、野党は「憲法クーデターだ」として同氏を非難している。
DRCでは、チセケディ氏の前任であるジョセフ・カビラ前大統領も三選を画策したが、国内での抗議活動の過熱により辞退。2018年の選挙でチセケディ氏が当選し、政権交代が行われた(5月1日デイリー・アップデート参照)。しかし、今回はそのチセケディ氏自身が三期目を画策している形となる。同氏はまた、ルワンダ支援の反政府勢力「M23」がDRC東部を実効支配している状況下では、予定通り2028年に実施できないとの意向を示している(5月7日付、BBC)。選挙の遅延は、かつて三選を画策したカビラ前大統領もとった手法で、2016年に実施される予定だった選挙は2018年に行われた。チセケディ氏は「自身が三選を望んでいるわけではない」との姿勢を示しつつも、国民からの支持や、置かれている状況を理由にして政権に居留まろうとしているとの見方が多い。米国がDRCの重要鉱物へのアクセス確保の動きを強める中、チセケディ氏は米政権を自身の見方に引き込むことに成功している。チセケディ氏はM23を支援しているルワンダがDRC東部での停戦を妨害していると公に非難。この停戦合意を仲介した米国は、ルワンダ国防軍(RDF)に対して経済制裁を発動したほか、現在はM23支援に回っているカビラ前大統領にも新たに制裁を課した。これはチセケディ政権にとっては米国から信認を得た証となっている。ユーラシアグループは、こうした状況下でチセケディ氏が3期目の大統領職就任の試みについても米国から支持を確保できるかを注目点に挙げている。
世界有数の銅・コバルト生産地帯である「カッパーベルト」を擁するDRCとザンビアだが、一方のザンビア側では米国との外交的対立が目立つ。米・NYT紙は、米国による約20億ドル規模のザンビア向け保健資金提供について、交渉が難航していると報じている(5月7日)。第二期トランプ政権発足直後に米・国際開発庁(USAID)を事実上閉鎖し、アフリカ各国向けの医療・衛生・HIV対策等の援助が大幅に削減された。代わりに米政権は2025年9月に「米国第一グローバルヘルス戦略」を立ち上げ、二国間での保健支援協定に切り替えた。米国は支援の条件として、支援国政府からの保健支出拡大を求めるとともに各国の医療データの提供を求めているが、これがプライバシー保護に抵触するとしてザンビアをはじめ、ガーナ、ジンバブエなども提案を拒否している。NYT紙によると、米国がザンビアに対する保健資金提供の条件を定めた草案に、このデータ提供に加え、ザンビアの銅・リチウムなどの重要鉱物へのアクセスも含まれており、これにザンビア政府が反対したと報じている。ザンビアの銅権益には中国企業が深く入り込んでいる一方で、米国企業の存在感は限定的である。2025年には中国企業・シノメタルズが銅生産を行う鉱山の尾鉱ダムから有害物質が流出したが、ザンビア政府が中国を擁護するために実際の被害を隠蔽しようとしているとして、米議会からも非難の声が上がっている(3月16日付、米NYT紙)。こうした状況から、米政権は保健資金プログラムの提供と引き換えに、ザンビア政府に対して圧力をかけているとみられる。なお、DRCは米国との同プログラムの協定に合意しており、米国企業の重要鉱物へのアクセスの道を積極的に支援するなどザンビアとは対照的である。
なお、ザンビアでは2026年8月に大統領選が予定されており、ハカインデ・ヒチレマ大統領が再選を目指している。汚職撲滅を誓って2021年に政権交代を実現させた同氏だが、就任後、野党らに対する人権弾圧や汚職への非難の声が強まっている。離任したばかりの駐ザンビア米国大使も公然と汚職が蔓延している事態を批判している。また、5月5~8日にザンビアの首都ルサカで開催される予定だった世界最大級の人権とテクノロジーに関するイベント「RightsCon 2026」が開催数日前にザンビア政府によってキャンセルされた。ザンビア政府は「議題がザンビアの価値観に適合しないため」と中止の理由を説明しているが、台湾の活動家が出席を予定していたため、中国政府からの圧力により中止を決定したとの見方が広がっている(5月1日付、The Guardian紙)
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