本間 隆行|経済部 担当部長 チーフエコノミスト
所属:経済部
研究・専門分野:マクロ経済、コモディティ
【略歴】
明治大学(政治経済学部)卒業。国内外先物市場で商品先物取引に従事。
2009年より2014年まで住友商事に在籍。
2014年、住友商事グローバルリサーチ入社。
メディア活動情報
2024年6月28日(金)
『日本経済新聞』に、当社チーフエコノミスト 本間 隆行のコメントが掲載されました。
◆9面 「非鉄急反落、中国景気が黄信号 アルミ国際価格、2カ月ぶり安値 投機マネー逆回転」
2024年6月28日(金)
15:10~、日経CNBC『昼エクスプレス』に、当社チーフエコノミスト 本間 隆行が出演しました。
◆Insight「ゴルディロックス経済とコモディティ」
2024年6月1日(土)
『日本経済新聞』に、当社チーフエコノミスト 本間 隆行のコメントが掲載されました。
◆15面 「日経42種 化学が押し上げ、1.4%高、5カ月連続最高値、原料高や円安、相場上昇」
2024年5月29日(水)
『日本経済新聞』に、当社チーフエコノミスト 本間 隆行のコメントが掲載されました。
◆9面 「資源国通貨、非鉄高で勢い 豪ドルやチリペソ、4カ月ぶり高値 銅・ニッケルにリスクマネー」
サイト内記事
2024年6月20日
調査レポート
![市場概観:政治と経済の交差点](https://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/062024_0113_1.png)
世界経済の成長見通しは引き上げられ、戦争をきっかけに大きく変動した物価の状況も徐々に安定に向かっている。失業率はおおむね低水準で推移しており、物価上昇率に劣後していた賃金上昇率もようやくそれに追いついてきた。また、株価や不動産といった資産価格は、高値警戒感が燻るものの、安定した状態が続いている。本来であれば、こうした「ゴルディロックス経済...
2024年5月13日
調査レポート
![市場概観:ゴルディロックス経済の背後に潜むもの](https://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2024/05/051424_0832_2.png)
政治・外交面では、ロシア・ウクライナやイスラエル・ガザなどでの紛争は当初想定以上に長期化しており、いまだに解決の糸口をつかめていない状況が続いている。また、旧西側先進国と中国との間では相変わらず不協和音が響き渡っている。台湾新総統の就任式を5月20日に控えていることもあり、台湾有事を意識した議論が活発だが、中国とフィリピンとの間で領海を巡...
2024年4月8日
調査レポート
![市場概観:強気と弱気の修正局面](https://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/040824_0116_1.png)
米国の金融緩和期待の後退や中国の不動産が重しとなって、世界経済の先行きについては悲観的な見方が支配的だった。しかし、足もとの景況感はそうした懸念を払拭するように景気回復の動きが続いている。経済成長のけん引役となったのは減速や停滞が懸念されていた米国と中国で、米国経済は2023年Q4の実質経済成長率(年率換算)が3.4%となって短期金利が高...
2024年3月8日
調査レポート
![市場概観:米中経済政策による商品需給の変化](https://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2024/03/031124_0252_1.png)
2月に公表されたOECD「Interim Economic Outlook」によると、2024年の世界経済成長見通しは2.9%、2025年は3.0%と、しばらくの間は低水準の成長が続く見通しとなっている。1月にIMFが公表した中間見直しでも同様の内容であったことから、緩やかな景気回復が続く見通しが世界的なコンセンサスといえる。
2024年2月7日
調査レポート
![市場概観:行き場を見失う市場](https://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/020724_0858_1.png)
昨秋から下落基調が続いてきた商品市場だったが、新たな年への期待を下支えに切り返し、年初以降は底堅い相場つきとなった。紅海をめぐる紛争拡大懸念を織り込んだエネルギーでは価格急騰したことが寄与して商品指数も1月後半には急上昇した。しかし、フーシ派の攻撃が紅海からアデン湾のイエメン近海に限定され実害がエネルギー供給には及ばないことが確認されると...
2023年12月21日
調査レポート
![続・リバランスに悩まされる1年](https://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2023/12/122223_0108_1.png)
東欧、中東で激しい戦闘が繰り返されているものの、インフレは沈静化しつつあり、株価は最高値を追っている。市場の動向からは悲観ムードはうかがえず、むしろかつてのゴルディロックス経済(過熱も冷え込みもない適温経済)へと移行しつつあるように映る。こうした市場の動きはもう分断や対立の終わりを織り込んでいるのか、それともまだ何も調整されていないのか。...
2023年10月10日
調査レポート
![市場概観:経済の分断化・細分化を価格に織り込む難しさ](https://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/101023_0430_1.png)
ボラティリティの高まりを伴いながら分断化した市場は、落ち着きつつある物価を踏まえると、均衡点をようやく見つけつつあるようだ。しかし、分断化された市場は緑化推進によってその移行期に一段と細分化が進むとみられている。市場プレーヤー、投入可能なリソース、政策など、その構成は達成度に応じて変化するとみられる。従って過去から引いた延長線の上に我々が...
2023年7月24日
調査レポート
![市場概観:異常気象がもたらす経済活動の変化](https://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2023/07/072523_0548_1.png)
エルニーニョが発生したことで、2023年は春から気温が高めに推移している。欧州中期予報センター(ECMWSF)のコペルニクスプログラムによれば、今年6月の世界の平均気温は1991年から2020年の平均を0.5℃強上回り、「最も暖かな6月」となったとされる。この高温は7月も続いており、世界気象機関(WMO)によると7月7日の地球の平均気温は...
2023年6月15日
調査レポート
![市場概観:インフレとデフレが混在する世界](https://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2023/06/061623_0125_1.png)
物価高や金融引締め、戦争の影響で景気後退が危惧されてきたが、いまのところ、それは回避されている。足元の実体経済は底堅い動きが続いているが、近い将来の景気後退に対する警戒感がにじんでいる。6月7日、OECDは2023年の世界の経済成長は前年比で実質2.2%に留まるとの見通しを示した。2013~19年の平均3.4%と比較すると今年の経済成長は...
2023年5月12日
調査レポート
![市場概観:インフレとデフレの境界線](https://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2023/05/051523_0522_1.png)
悩みの種となっていた物価の騰勢は、ようやくピークアウトしつつある。このことから、金融引締めの停止や早期緩和への議論も目立って増えてきているようだ。しかし、物価全般は低下しているわけではなく、高い水準を維持しながら上昇が続いている。家計所得や企業利益、預貯金が物価上昇を上回るペースでは必ずしも増加していない、上昇が続くモノやサービスの価格に...
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『長崎新聞』に、当社シニアアナリスト 鈴木 直美のコメントが掲載されました。