住田 孝之|代表取締役社長

社長プロフィール

住友商事グローバルリサーチ株式会社 代表取締役社長
住友商事株式会社 常務執行役員 企画グループ長 CSO


【略歴】

1985年東京大学法学部を卒業、通商産業省(当時)に入省。米国ジョージタウン大学外交大学院卒業(1993年)。
IT、イノベーション、知的財産、無形資産、環境・エネルギー、税制・社会保障、企業開示、商務流通、保安、FTA交渉など幅広い分野での政策企画・立案に携わる。 海外勤務は2009年から13年までベルギーにて、JETRO産業調査員、日本機械輸出組合ブラッセル事務所長を務める。
2019年12月 住友商事株式会社顧問、2021年4月から執行役員(2013年4月常務執行役員)兼 住友商事グローバルリサーチ株式会社社長。2024年4月より現職。サステナビリティ関連では、2022年までWICI(世界知的資本・資産イニシアティブ)会長を務め、現在はIFRS財団のIRCC(統合報告と結合性のカウンシル)メンバーを務める。


メディア活動情報

2024年9月25日(水)

『日本経済新聞』に、当社社長 住田 孝之の講演採録記事が掲載されました。

◆14面 全面広告「Nikkei Integrated Report Award 2024「統合報告書 客観が生む深化」「講演、日本の知見 対外発信へ」」

2024年1月15日(月)

『Japan Innovation Review』 Powered by JBpressサイトに、当社社長 住田 孝之が2023年11月16日に開催されたHRテクノロジーコンソーシアム主催の特別プレミアムセッション「人的資本経営の新たな地平:人的資本と価値創造ストーリーの重要性」に登壇した際の内容が掲載されました。

◆「誰にも響かない残念な「人的資本開示」、一体何が足りないのか? 非財務戦略のパイオニアが教える「価値創造ストーリー」の見つけ方」

2024年1月15日(月)

『ブレーンズ』2024年1月17日号(No.2512)に、当社社長 住田 孝之が開催した『2024年の世界情勢・経済見通し』説明会の内容が掲載されました。

◆P.24 Voice「『2024年の世界情勢・経済見通し』を発表した住友商事グルーバルリサーチ」

2024年1月5日(金)

『日刊工業新聞ニュースイッチ』に、当社社長 住田 孝之のコメントが掲載されました。

◆「地政学リスク一段と高まる…日本企業はどうするか、急がれる事業戦略の立て直し」

2024年1月1日(月)

『日刊工業新聞』に、当社社長 住田 孝之のコメントが掲載されました。

◆32面 「つなぐ/高まる地政学リスク、世界で供給網再構築」

サイト内記事

2024年12月19日

社長コラム

転換点

転換点

 このところだいぶ寒くなって、来年の見通しを語る時期になりました。昨年の今頃、2024年は「転換点」の年となる、と話をさせていただき、実際に世界の国々が大きな転機を迎えました。年末恒例の「見通しセミナー」のため、12月3日の段階で資料をまとめ、では2025年は、と話をしようと思ったのですが、「転換」はまだまだ終わりませんでした。

2024年12月18日

調査レポート

「2025年 世界情勢・経済見通し」~新体制下で揺れる世界~

「2025年 世界情勢・経済見通し」~新体制下で揺れる世界~

住友商事グローバルリサーチ(株)は、住友商事㈱のシンクタンクとして「2025年 世界情勢・経済見通し」の対外公表版を作成し、公表することにしました。今回のタイトルは、「新体制下で揺れる世界」です。なお、この見通しは、当社としての見解を示すもので、住友商事(株)とは独立して作成しているものです。

2024年11月22日

社長コラム

正論

正論

 大接戦の予想に反し、意外な大差でトランプ氏が勝利した米国大統領選挙。激戦7州のすべてでトランプ氏が勝利。トランプ氏の選挙人獲得数は、過半数(270人)を大きく超えて312人となり、全米での得票もトランプ氏がハリス氏を上回りました。また、上院でも過半数の53議席、下院でも過半数(218議席)を確保し、共和党がホワイトハウス、上院、下院すべ...

2024年10月30日

社長コラム

受け手目線

受け手目線

 与党が過半数割れとなった総選挙。選挙の最大の争点は、政治とカネの問題だったと言われています。海外の選挙では、国の行く末や足元の経済情勢など、より生活や未来に差し迫ったイシューが大きく取り上げられることと比較しても、また、国民の実感からしても、ほんとに政治とカネの問題を問うための選挙を行うのだろうか、と思った人も少なくないかもしれません。...

2024年10月2日

社長コラム

人の力を使う

人の力を使う

 9月に開催された大相撲九州場所では、大の里関が2度目の優勝を飾り、来場所から大関に昇進することになりました。私も子どもの頃よく砂場などで仲間と相撲をしました。そんなに大きい方ではありませんでしたし、腕力がとび抜けて強いということもありませんでしたが、ちょっとした工夫で意外と勝ってました。大相撲でも小兵が大男を倒して大いに沸くことがありま...

2024年9月10日

社長コラム

暑さどこまで

暑さどこまで

 記録的な猛暑となっている暑い夏がなかなか終わりません。「きっと今年の夏はこれからの夏の中では一番涼しい夏だった、ということになるんですよ」と昨年ある人に言われましたがそのとおりですね。その暑い夏、世界の政治も市場も含め、いわゆる夏休みシーズンとは思えないほど世界中でホットなニュースが目白押しでした。

2024年8月15日

社長コラム

「詰め」の勝負

「詰め」の勝負

 連日の熱戦に世界中が興奮したパリオリンピック。海外の大会では最多となる20もの金メダルを含めて、素晴らしい力を発揮した日本チームのみなさんの躍動から、多くの勇気とエネルギーをいただいた気がします。そんなオリンピックを通じて特に感じさせられたのは、「詰め」の大事さです。陸上競技最後の種目となった女子マラソン。傾斜の強い登り坂などで何度か先...

2024年7月23日

社長コラム

選挙あれこれ

選挙あれこれ

 6月から7月にかけて行われた世界各地での選挙は、予想外のことも多くありました。欧州議会では右派が伸長しましたが、中道勢力も予想以上に踏ん張り、議席数の変化は比較的軽微なものとなりました。フォンデアライエン委員長も先週、無事に欧州議会において再任されましたが、全般的に右派が台頭したことで、今後の気候変動関連の法令の実施においては、一定の遅...

2024年6月18日

社長コラム

苦悩する首脳によるG7サミット

苦悩する首脳によるG7サミット

 6月13~14日にイタリア南部のファサーノでG7首脳会議が開催され、凍結したロシアの資産を活用したウクライナへの支援、ガザの即時停戦、中国の過剰生産への懸念表明などを盛り込んだ首脳声明が採択されて閉幕しました。大事な合意なのですが、気になるのは、7か国の首脳とEUの2首脳の多くが今抱えている苦しい状況です。米国のバイデン大統領が11月の...

2024年5月21日

社長コラム

きつねとたぬき?

きつねとたぬき?

 5月上旬に中国の習近平国家主席が欧州を訪問しました。米国の対中姿勢がさらに厳しくなる中、欧州との関係の強化で西側を切り崩せたらとの思いが習主席にはあったと思われます。その前に北京を訪問したドイツのショルツ首相は、国内の政治・経済両面での苦悩もあり、中国に救いを求めたいということなのか、ある程度柔軟な姿勢だったようで、その流れをさらに確固...