バンクーバー/カナダ ~「太平洋岸北西部の宝石」のような都市~
![港町スティーブストン(筆者撮影)](https://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/061224_0139_1.png)
太平洋と険しいコースト山脈の間に位置するバンクーバーは、素晴らしい自然美、多様な文化、旺盛なビジネス環境により、活気のある都市として有名です。 雪に覆われた山々と豊かな緑に囲まれたバンクーバーは、そこに暮らす人々と企業家たちの双方を魅了する、他では見られないほど高い「Quality of Life」を提供しています。
![イングリッシュ・ベイ(筆者撮影)](https://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/061224_0139_2.png)
アジア太平洋地域への玄関口としての戦略的な立地により、国際貿易と投資のハブとしての役割を担い、技術開発、観光、グリーンイノベーションなどの産業部門の活発さが、活況ある経済を形作っています。
![シーウォールの様子(筆者撮影)](https://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/061224_0139_3.png)
バンクーバーの持続可能性への取り組みと環境保全への尽力は、環境に配慮した取り組みと進歩的な政策を見れば明らかです。スタンレーパークから活気に満ちたグランヴィル島の公共市場まで続く護岸の様子はその象徴であり、バンクーバーは、その豊かな歴史的遺産を守りながら、現代性をも担保しつつ、持続可能な施策を行っています。 このような伝統と革新の融合が、創造性、協働、起業家精神を推進するユニークな雰囲気を醸成し、バンクーバーは才能と革新を引き付ける中心地となっています。
![地元ではShady Islandとも呼ばれるスティーブストン(筆者撮影)](https://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/061224_0139_4.png)
加えて、バンクーバーの文化的な多様性は、世界中の地域を出自とする多種多様な住民を反映しており、人々の織りなす多様性が芸術、料理、伝統といったさまざまな文化を豊かにしています。 歴史ある地域のギャスタウン(Gastown)やチャイナタウン(Chinatown)から、現代的な繁華街であるイエールタウン(Yaletown)やキツラノ(Kitsilano)まで、住民へも訪問者へも同様に、万華鏡のようなさまざまな体験を提供しています。 バンクーバーは、その美しい自然景観、活力あふれる経済、そして包摂的なコミュニティによって人々の心を魅了し、ビジネスを創出させ、「太平洋の宝石」として今後も存続していくことでしょう。
記事のご利用について:当記事は、住友商事グローバルリサーチ株式会社(以下、「当社」)が信頼できると判断した情報に基づいて作成しており、作成にあたっては細心の注意を払っておりますが、当社及び住友商事グループは、その情報の正確性、完全性、信頼性、安全性等において、いかなる保証もいたしません。当記事は、情報提供を目的として作成されたものであり、投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。また、当記事は筆者の見解に基づき作成されたものであり、当社及び住友商事グループの統一された見解ではありません。当記事の全部または一部を著作権法で認められる範囲を超えて無断で利用することはご遠慮ください。なお、当社は、予告なしに当記事の変更・削除等を行うことがあります。当サイト内の記事のご利用についての詳細は「サイトのご利用について」をご確認ください。
SCGRランキング
- 2024年7月8日(月)
『Yahoo!ニュース』に、公式コメンテーターとして米州住友商事会社ワシントン事務所調査部長 渡辺 亮司のコメントが先週6本掲載されました。 - 2024年7月1日(月)
金融ファクシミリ新聞・GM版に、当社シニアエコノミスト 片白 恵理子が寄稿しました。 - 2024年7月1日(月)
弊社シニアエコノミスト・鈴木将之の調査レポート「この円安はいつまで続くのか」が、週刊東洋経済7月6日号の「シンクタンク厳選リポート」に紹介されました。 - 2024年7月1日(月)
『長崎新聞』に、当社シニアアナリスト 鈴木 直美のコメントが掲載されました。 - 2024年6月29日(土)
TBSラジオ『TBS Podcast』に、米州住友商事会社ワシントン事務所調査部長 渡辺 亮司が出演しました。(https://www.tbsradio.jp/president2024/)