リオデジャネイロ/ブラジル ~リオデジャネイロの1日を探る ー美しさと活気の街~
日本からみて地球の反対側にある常夏の都市リオデジャネイロは、景観の美しさでも有名で、世界遺産にも登録されています。陽気で社交的なカリオカ(=ポルトガル語でリオデジャネイロに住む人々を指す)や、リオデジャネイロ独特の音楽やローカルフードにより、一度訪れた人は心を鷲掴みにされます。そんな人気の都市リオデジャネイロの1日を覗いてみましょう。
Bom dia o Brasil!(おはよう!ブラジル!)
「良い1日は良い朝から!」。リオデジャネイロの1日は、大西洋からの素敵なサンライズ(日の出)と共に始まります。朝の過ごし方は人それぞれ。ジョギングやビーチバレー、サーフィンと朝からアクティブに活動する人もいれば、家族とゆっくり朝ごはんを楽しむ人もいます。ブラジルの朝ごはんといえば、Pão de queijo(チーズパン)。キャッサバとチーズで作ったパンはブラジル全土で愛されていますが、地域によって味が違うとか。
Olha o mate! Mate com limão(マテ茶はいかが?)
リオデジャネイロといえば、やっぱり白いビーチと青い空と海。大小合わせて70近くあるリオデジャネイロのビーチの中でも最も有名なCopacabana BeachやIpanema Beachには、朝からたくさんの人が集います。そんなビーチを彩るのが、ビーチを歩く売り子さんたち。彼らは食べ物、飲み物、アクセサリーなど、ありとあらゆるものを売りながらビーチを歩いています。特に目を引くのが冷えたマテ茶を売っている「Mateiros」と呼ばれる人たちです。彼らは両肩に冷えたマテ茶とレモネードのタンクをかけて、ビーチを歩き回りながらリオデジャネイロの名物ドリンク、冷えたマテ茶とレモネードを提供しています。注文の仕方はいたってシンプル。まずはMateirosにウインクし、Mateirosからコップをもらってマテ茶を入れてもらいましょう。そして好きなタイミングでストップと言い、次にレモネードを入れてもらいましょう。その後に少し味見をして、マテ茶とレモネードを好みの配分に調合してもらいましょう。最後にひとこと、笑顔で「Obrigado!(ありがとう!)」を忘れずに!
熱気はカーニバル以上!? リオデジャネイロダービー「フラ・フル」
リオデジャネイロを語る上で欠かせないのが、ブラジルの国民スポーツ「サッカー」。リオデジャネイロに本拠地を置くチームはいくつかあり、試合の日は推しのチームのユニフォームを着た人たちをよく見かけます。そんな中でも、街中がサッカー一色に包まれる日があります。その日こそ、CRフラメンゴとフルミネンセFCのリオデジャネイロダービー「フラ・フル」なのです。試合の日には、赤黒(フラメンゴカラー)や緑赤白のトリコロール(フルミネンセカラー)を身にまとったサポーターが町中に溢れ、至る所で応援歌が鳴り響きます。ブラジル人にとって地元のチームは、物心がつく前から応援している、まさに家族のような存在。くれぐれもライバルチームの応援歌を口ずさんではいけません。
記事のご利用について:当記事は、住友商事グローバルリサーチ株式会社(以下、「当社」)が信頼できると判断した情報に基づいて作成しており、作成にあたっては細心の注意を払っておりますが、当社及び住友商事グループは、その情報の正確性、完全性、信頼性、安全性等において、いかなる保証もいたしません。当記事は、情報提供を目的として作成されたものであり、投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。また、当記事は筆者の見解に基づき作成されたものであり、当社及び住友商事グループの統一された見解ではありません。当記事の全部または一部を著作権法で認められる範囲を超えて無断で利用することはご遠慮ください。なお、当社は、予告なしに当記事の変更・削除等を行うことがあります。当サイト内の記事のご利用についての詳細は「サイトのご利用について」をご確認ください。
SCGRランキング
- 2024年12月13日(金)
日経CNBC『World Watch』に当社シニアアナリスト 石井 順也が出演しました。 - 2024年12月10日(火)
金融ファクシミリ新聞・GM版に、当社シニアエコノミスト 片白 恵理子が寄稿しました。 - 2024年12月6日(金)
外務省発行『外交』Vol.88に、米州住友商事会社ワシントン事務所長 吉村 亮太が寄稿しました。 - 2024年12月3日(火)
『日本経済新聞(夕刊)』に、米州住友商事会社ワシントン事務所長 吉村 亮太が寄稿しました。 - 2024年11月28日(木)
ラジオNIKKEI第1『マーケットプレス』に、当社チーフエコノミスト 本間 隆行が出演しました。