2016年12月22日 (木)
[カナダ] カナダ穀物集荷業者G3 Global Holdingsは、2020年までにメトロバンクーバー港に穀物ターミナルを建設することを発表。同ターミナルは年間穀物取扱高800万トンの見込み。同港湾が更に混雑することが懸念されている。
[ウクライナ] 政府は18日、深刻な不良債権問題が取り沙汰されていた同国最大手の銀行「プリバトバンク」を国有化すると発表した。影響が波及し、金融システムが崩壊するのを回避する狙い。
[ドイツ] トラック突入テロの容疑者はチュニジア人。15年7月に入国、今年夏にイスラム原理主義との関係が深いことから難民申請が却下され、今年末に強制退去の予定だった。低迷するメルケル首相支持率に打撃。
[中国 他] サントメ・プリンシペ(西アフリカ)が台湾と断交、モンゴルの外相はダライ・ラマを今後モンゴルに招聘しないと表明。中国の影響力が拡大している。
[フィリピン] ドゥテルテ大統領がダバオ市長時代に犯罪者を自ら殺したとの発言を巡り、ゼイド国連人権高等弁務官はフィリピン司法当局に対して同大統領を殺人容疑で捜査するよう要請したと発表。
[中東] PHP総研のレポートによると、米トルコ関係改善で不利な立場となるクルドや過激派によるトルコでのテロが激化しており、米イラン関係悪化によるイランビジネス停滞への懸念を示している。
[欧州] 来年、蘭仏独で選挙が予定されているが、ギリシャも債務危機再燃寸前で解散総選挙検討中。イタリアではモンテパスキ銀増資失敗の公算が高まり、公的救済不可避の情勢。年末年始の欧州金融市場の波乱要因に。
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