デイリー・アップデート

2016年3月2日 (水)

[ウォーレン・バフェット] バフェット氏は恒例の株主へのレターの中で、選挙年ゆえに悲観的な話ばかり聞こえてくるが、高い生産性を誇る米国に対して楽観的に見ていることを表明。

[中国] 人力資源社会保障大臣は、国有企業リストラに伴う余剰人員流入、経済低迷による雇用の落込み、新卒就業希望者(約1500万人)の増加等の影響で今年の雇用情勢は相当厳しいと説明。

[インドネシア] 2月の消費者物価指数上昇率は前年同月比4.42%となり、2ヶ月連続で加速した。食材の上昇が主な要因。

[米エネルギー] 米エネルギー会社のなかでも、財務内容が悪化し社債や新株発行による資金調達が難しくなった先が資金を融通するため債務スワップを試みるケースが増加。たが、社債債権者がスワップに応じないことも多い。

[ウクライナ] 米穀物メジャーのカーギルは、現地企業と1億ドルをかけてウクライナに穀物埠頭を建設することに合意。ウクライナ穀物輸出量は昨年度3260万トン、今後も増加することから穀物埠頭の需要が見込まれる。

[G20と人民元] 先週末のG20では、各国が通貨下落に繋がりうる政策決定を行う際には事前に通知するという合意がなされた。日本銀行や中国人民銀行の金融政策への懸念が念頭にある模様。

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