デイリー・アップデート

2016年3月30日 (水)

[通商政策] 経済のグローバル化の負の作用を緩和する政策を推進できないため、共和党の候補者たちがむしろ保護主義的な立場を取らざるを得なくなっている。

[ロシア] 政府は最低賃金を21%引き上げ、7月1日から月額7,500ルーブル(約110ドル)にする方針を示した。9月の下院選挙に向けたバラマキ政策の動きと見られる。

[タンザニア] 昨年10月の大統領選挙後、今年3月に再選挙をしたザンジバルでの混乱が継続。民主化の遅れへの指摘。米国が4.7憶ドルの援助停止。地方の電力等インフラ改善の遅れに懸念。

[プエルトリコ] 米議会はライアン下院議長が期限としていた3月末までのプエルトリコ債務危機への対応ができず、イースター休暇明けに下院天然資源委員会は法案審議を行う予定。

[ミャンマー] 3月30日、ティン・チョウ次期大統領の就任式が開かれ、新政権が発足する。アウンサンスーチーNLD党首が外相など4閣僚に就任する見通し。

[中国] 第13次5カ年計画は量から質への転換が課題。改革は過剰生産能力の調整、イノベーション、都市化が重要なポイントとなる。

[中国] 中国の国家糧食局は火曜日、9年間継続してきた国内生産者保護の為のトウモロコシ買取り・備蓄政策を今年の10月から停止し、国内産トウモロコシ価格を市場価格制とすると発表した。また、政府はトウモロコシ買取りを停止する代わりに、農家に直接助成金を支給する。

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