デイリー・アップデート

2016年10月24日 (月)

[ベネズエラ] 国家選挙管理委員会(CNE)は反体制派主導のマドゥロ大統領解任の是非を問う反体制派主導の国民投票の署名集めに不正行為があったとして同プロセスの停止を発表。反政府勢力は反発。

[フィリピン] ドゥテルテ大統領は20日、訪中の際、「米国とは決別する」と述べたが、22日、発言の趣旨は比の外交政策を米国の外交政策から分離するという意味で、比米関係の断絶を意味しないと述べた。

[バングラデシュ] 今月14日、習金平国家主席が訪問。ハシナ首相との会談で200億ドルの融資を約束。特に、インフラ整備(鉄道、道路、橋、港湾)、IT、発電等のプロジェクトに注力すると見られる。

[イラク] アルコールの輸入・生産・販売を禁止する法案がイラク議会で可決された。これまで、少数派のキリスト教徒の店でアルコールは提供されてきた。クルド自治政府はこの決定を拒否。

[タイ] タイ・メディア代理店業協会 (MAAT) によると、2016年の広告市場(企業の広告支出額)が前年比5%以上縮小すると見込まれる。背景には国王逝去による放送規制や広告自粛がある。

[豊洲の汚染] 豊洲市場で基準値の7倍の水銀が検出。ただ例えば石炭火力のフライアッシュには4~5ppmの水銀が含まれ数千万倍高濃度。濃度だけで一概に問題とはならない。

[EU] サミットでハード・Brexitの懸念拡大。仏共和党の有力候補ジュペ氏も移民・難民問題を重視。英銀行協会も来年初頭に在英銀行が大陸へ移転する懸念の拡大を示唆。

[中国] 現行の個人所得税制を、10年間で段階的に改正する計画が進行中。年収12万元以上の高額所得者に対する増税、多様化した収入源の捕捉等、分配の平準化、不正防止等に力点がある模様。

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