デイリー・アップデート

2017年9月4日 (月)

[ロシア] 経済発展省は2017-20年の国内経済見通しを発表し、基本シナリオではこの4年間でGDP成長率は毎年+2%以上になると予測している。

[ケニア] 最高裁が8月の大統領選挙の60日以内のやり直しを命令。選挙管理委員会の不正が背景。一度は再選が発表されたケニヤッタ大統領は民主主義の判断と容認。野党候補のオディンガ元首相もケニアがアフリカの手本になると意気込み。

[中朝] 北朝鮮は、3日、ICBM装着用の水爆実験と称し過去最大規模の核実験を強行、日米韓中露など各国は一斉に批判。対朝制裁が原油の供給停止に及ぶ可能性が高まり、中露の対応が注目される。

[インド] 8月29日、財務省はGSTの7月単月の税収が140億ドル超に上り、IT障害が納税を妨げたにもかかわらず、政府目標を超えたことを発表した。

[サウジ] 今年のハッジ巡礼者は235万人。サウジ国外から175万人の巡礼者が訪れた。昨年はサウジと断交中のイラン人が巡礼できず、今年は同じく断交中のカタール人の巡礼が懸案となるなど、政治問題化することも多い。

[米国] 労働省が発表した8月の非農業部門雇用者数は15.6万人増と前月比鈍化、予想の18万人も下回った。失業率は4.4%と前月の4.3%から上昇。ハリケーン・ハービーの影響は特に顕著には統計には表れていない。

[日本] 足元の物価上昇の中でも、消費者の物価見通しは横ばい圏内。デフレマインドが払拭されず、日銀の金融緩和の長期化が予想される。

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