デイリー・アップデート

2017年9月5日 (火)

[米国] Energy Aspectsによると、ハリケーンによる米製油所の生産損失分をカバーできるほど世界の精製能力に余剰キャパシティがないため、精製マージンの高止まりが続きブレント原油にとって支援材料に。

[南ア・英国] 英広告業界団体が英PR会社を追放。南ア・ズマ大統領に近いグプタ家に関係し、野党DAに対するネガティブキャンペーンが、人種間の分離を増長するなど倫理規定に反するため。

[米国] オバマ前政権時の2012年導入の幼少期に親とともに米国に入国した不法移民への救済プログラムであるDACAを、トランプ大統領は6カ月間の猶予期間後に撤廃する方針。

[イラン] 核実験による北朝鮮への米国の態度硬化が、イランにも飛び火するのではとの懸念があるが、欧州はイランに大型投資を行いコミットしている上、イランに順守違反が無いにもかかわらず米国が合意を破棄すれば米国は国際的信用を失う。

[カタール] IMFは2017年カタールの非炭化水素分野の経済成長率を+5.7%から+4.6%へ下方修正した。6月初旬のサウジアラビアなどとの断交が影響。

[ギリシャ] ギリシャの2Q(4~6月)のGDP成長率は前期比0.5%増。前期の0.4%増に続き2期連続でプラス圏を推移。政府消費支出と輸出が寄与。

[日本] 長期金利が昨年11月以来のマイナス圏に沈んだ。長短金利操作付き量的・質的金融緩和が始まってからちょうど1年を迎え、評価・見直しが求められる可能性も。

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