デイリー・アップデート

2016年9月26日 (月)

[ハンガリー] EUが求めた難民受け入れ分担の是非を問う国民投票が10月2日に予定される。首都、ブダペストの繁華街で24日夜、爆発があり、警官2人が負傷した。移民によるテロの可能性がある。

[英国] ジョンソン外相が来年早々にEU離脱通告をするとコメント。官邸は即座に否定。通達の時期や政府の方向性を巡り、政権内で不協和音が露呈。一方、EU首脳は交渉に厳しい態度で臨む構え。

[台湾、中国] 国際民間航空機関(ICAO、事務局長:中国人)の総会(9/27~、於:カナダ)に台湾が招待されず、強烈な不満と遺憾の意を表明。中国側は、92年コンセンサスを認めない台湾民進党の責任だと応酬。

[コロンビア] サントス政権と左派ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)は和平について最終合意に達していたが、最終合意に関する国民投票が10月2日に実施される。単純過半数の賛成で承認。

[EU、カナダ] EU閣僚は23日、カナダと合意している包括的経済・貿易協定(CETA)の承認に向け前進することで合意。10月下旬のカナダのトルドー首相訪欧に合わせ調印し、来年初旬の発効を目指す。

[ベトナム] 1~9月の外国直接投資は前年同期比4.2%減の164億3,010万米ドル。主因は既存案件への追加投資額の落ち込み。

[ニッケル] フィリピン政府が7月から行っていた全国規模の鉱業査察につき9月21日に結果発表、操業中の鉱山の過半が環境保護違反で停止の恐れ。大半がミンダナオ島のニッケル事業。LMEニッケル6週ぶり高値。

[OPEC] 28日のOPEC非公式会合を控え、サウジとイランが事前協議を実施。増産凍結で合意に至らなかったため、非公式会合で増産凍結に至る可能性は低いとみられている。

[インド] インド政府は23日に、食料インフレ抑制の一環として小麦輸入関税を現行の25%から10%に引き下げた。

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