デイリー・アップデート

2015年11月10日 (火)

[インド] ビハール州議会選挙の開票が11月8日に行われ、ジャナタ・ダル統一派を中心とし、国民会議派も加わった大連合が243議席中178議席を獲得。モディ首相のBJP連合は58議席と敗退。

[石炭] 石炭生産量で米2位のArch Coal、債権者とのリストラ交渉が決裂すれば近い将来Chapter 11申請を行う可能性があることを示唆。米国では天然ガス需要増と環境規制による石炭消費減で2014年4月以降、9社の石炭生産会社が倒産。

[中国のCO2排出量] 2014年の中国のCO2排出量は約98億トン。石炭消費量が実際には17%多かったと判明しさらに10億トン。石炭の消費量から換算するともっと排出していた可能性あり。

[シナイ半島] ロシア民間機の事故はテロが絡んでいるという噂もあるが、米国が中東に中途半端な関与を続けると、テロがシリア・イラク外にもより拡散するリスクが高まるという指摘も。

[スペイン] スペインから独立を目指すカタルーニャ自治州の議会は9日、分離独立手続きを開始する決議案を可決した。独立に向けた動きは加速し、中央政府との対立は一層深まる可能性がある。

[中国] 党中央財経指導弁公室は、経済発展には農民工の市民化(戸籍の都市化)が不可欠で、中央財政から地方政府への給付金を市民化にリンクさせ、地方政府の負担を軽減すると解説した。

[アルゼンチン] 大統領選決選投票(11月22日)まで2週間を切ったが、野党連合のマクリ・ブエノスアイレス市長が与党候補シオリ・ブエノスアイレス州知事を世論調査で引き離し優位に選挙戦展開。

記事のご利用について:当記事は、住友商事グローバルリサーチ株式会社(以下、「当社」)が信頼できると判断した情報に基づいて作成しており、作成にあたっては細心の注意を払っておりますが、当社及び住友商事グループは、その情報の正確性、完全性、信頼性、安全性等において、いかなる保証もいたしません。当記事は、情報提供を目的として作成されたものであり、投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。また、当記事は筆者の見解に基づき作成されたものであり、当社及び住友商事グループの統一された見解ではありません。当記事の全部または一部を著作権法で認められる範囲を超えて無断で利用することはご遠慮ください。なお、当社は、予告なしに当記事の変更・削除等を行うことがあります。当サイト内の記事のご利用についての詳細は「サイトのご利用について」をご確認ください。

21人が「いいね!」と言っています。