デイリー・アップデート

2015年11月19日 (木)

[ポーランド] シドゥウゥ首相が率いる新内閣が正式に発足した。新政権は今後、経済発展のために1兆ズロチ(約2、500億ドル)を投入する計画を明らかにした。

[中国] FT傘下の研究部門が上海市民に行った調査の結果、経済の減速が市民の消費心理に影響、支出に慎重な姿勢が見られた。今後1年で景気が悪化する:43%、好転する:37%との見方も。

[ベネズエラ] 12月6日に国民議会(一院制、定数164議席、任期5年)選挙が実施されるが、野党優位で展開。だが、選挙管理態勢の問題や投票率がどの程度になるか等の不透明要因が存在。

[インド] 9月の財の輸出額は前年比▲17.5%で、11カ月連続の前年割れとなった。石油関連製品が振るわず、輸出先の需要減退が影響。輸入も原油が同▲45%で、全体で同▲21.2%となった。

[相場観] 投資家ジムロジャース:投資縮小中。現時点の世界に楽観的では無い。世界の負債増、過度の金融緩和が深刻な問題を引き起こすことを危惧。混乱で米ドルが選好されバブル化する恐れ。商品は農業が有望、エネは慎重に、その他は様子見。カザフスタンに興味を持ち始めている。

[中国] 国家発展改革委員会は、11月20日から産業・商業向け天然ガスの卸売価格(シティゲート価格)を全国平均で28%値下げ実施。鈍化する天然ガス消費量の拡大が目的、来春には更なる値下げも期待される。

[フィリピン] 中央銀行の発表によると9月のフィリピン人海外出稼ぎ労働者を含む在外フィリピン人からの送金額は前年同月比4.3%増の22億100万米ドル(約2,698億円)だった。

[お休みのお知らせ] 明日、2015年11月20日のデイリー・アップデートはお休み致します。

記事のご利用について:当記事は、住友商事グローバルリサーチ株式会社(以下、「当社」)が信頼できると判断した情報に基づいて作成しており、作成にあたっては細心の注意を払っておりますが、当社及び住友商事グループは、その情報の正確性、完全性、信頼性、安全性等において、いかなる保証もいたしません。当記事は、情報提供を目的として作成されたものであり、投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。また、当記事は筆者の見解に基づき作成されたものであり、当社及び住友商事グループの統一された見解ではありません。当記事の全部または一部を著作権法で認められる範囲を超えて無断で利用することはご遠慮ください。なお、当社は、予告なしに当記事の変更・削除等を行うことがあります。当サイト内の記事のご利用についての詳細は「サイトのご利用について」をご確認ください。

20人が「いいね!」と言っています。
<  2015年11月  >
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30