デイリー・アップデート

2016年6月7日 (火)

[WTO] WTO紛争処理機関の最高裁判判事にあたる上級委員の人事を巡り、米国は韓国出身の委員の再任に反対。米国はこの委員が複数の判決で委員会の権限を超えた勧告を出したと主張。

[トルコ] エルドアン大統領は閣僚や企業幹部を連れて東アフリカ3カ国を訪問。過去1年半で10回アフリカを訪問。治安も悪く他国企業が進出していないような国に対して戦略的に進出している。

[米国] FRBイエレン議長は焦点の利上げ時期について特定せず、6、7月のいずれかのFOMCで利上げする考えを示唆していたのを経済情勢を当面見極める考えに転じた。

[リテール業界] リテール世界最大手の米ウォルマートは、配車サービス大手のウーバー (Uber)及びリフト (Lyft) と提携し、生鮮品などの宅配事業を試験的に開始。

[ロシア] 政府は今月から極東地域への移住などを希望する国民に広さ1haの土地を無償で提供し始めた。5年間農地などとして使用すれば、正式に所有が認められる。まず、対象になっているのは極東の9の地域。

[スペイン] 今月26日の再選挙に伴う政府の混乱の裏で、プッチダモン州首相率いるカタルーニャ州議会は独立手続きへ向け運動。一方、今年3月にデフォルトの危機を迎え、政府に援助要請。

[中国] 6月6~7日、全国統一大学入試が実施されている。08年の1050万人をピークに、今年は940万人が願書提出。受験生の減少は、主に受験年齢人口減少と高校生を含む留学生増加のため。

[メキシコ] 6月5日に行われた州知事選挙等の地方選挙で与党・制度的革命党(PRI)が大敗し、残り任期2年半となったペニャニエト大統領にとり打撃となる一方、野党・国民行動党(PAN)は党勢拡大。

[インド] モディ首相が6月7日から8日まで訪米。インドはインドの原子力供給国グループ(NSG)加盟申請に向けた米国のより強い支持を希望している。

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