デイリー・アップデート

2018年5月10日 (木)

[トルコ] 6月24日に実施される大統領選挙では、現職のエルドアン大統領再選の可能性が高いが、昨年末に新党を旗揚げしたアクシェネル党首も支持を集めており、7月8日の決選投票に持ち込まれる可能性も指摘されている。

[IMF] 5月9日、IMFは「アジア太平洋地域経済見通し(REO)」を発表。今年、来年とも予測成長率+5.6%とアジア経済は好調である一方、ここ2年はインフレ率が低く、多くの国でインフレターゲットを下回った。

[日本] 報道によると、新しい財政健全計画でも、中間目標が設定される。2020年代には医療・介護費の増加やデフレ脱却後の金利上昇などが想定されるため、財政健全化のハードルが高まりそうだ。

[ドル] 米国の金利上昇などを背景にドルが強い。新興国通貨は弱く、適温相場の逆流もあり2018年は新興国への資金流入が減少する見通し。

[英国] 安全対策費で事業費が増額している日立の原発建設計画について、英政府が同社の金融機関からの借り入れに対し全額保証を提案しているとの報道。

[マレーシア] 5月9日の総選挙で野党連合が下院の過半数の議席を獲得して勝利。本日、野党連合のリーダーであるマハティール元首相が首相に就任する見通し。

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