デイリー・アップデート

2015年12月2日 (水)

[フランス] 6日と13日に予定されている地方選挙で反移民の右派政党、国民戦線(FN)の支持率が高まると展望される。最新世論調査によると、FNは13地方のうちで2地方で勝利する可能性がある。

[中国] 財新網によると、地方政府債務の内、今年の仕掛事業分として0.7兆元の地方債発行が認められた模様で、今年度は借換用(3.2)、新規事業用(0.6)と合わせ計4.5兆元の地方債が発行される見込み。

[トルコ] 11/28、南東部ディヤルバクルでクルド人人権弁護士がPKKとの和平を求める記者会見中に射殺された。政府は詳細調査中としているが、クルド系政党は計画的暗殺であると政府を批判。

[インド] 7~9月の実質GDP成長率は前年同期比+7.4%で、4~6月の同+7.0%を上回り、BRICSの中で最高となった。個人消費と設備投資が増大、製造業が好調、農業もプラスを維持した。

[ブラジル] 第3四半期GDPはアナリスト予想以上に下落(前年同期比4.5%減)、需要の減退が主因。

[為替] イベント前で本質的な動きは乏しいが、豪経済指標改善で追加緩和の必要性後退し豪ドル堅調。南アは干ばつ・通貨安で食料インフレの懸念強まる中、通貨ランドは最安値更新中。

[アルゼンチン] マクリ新大統領は12月10日の就任直後にトウモロコシ・小麦の輸出税撤廃、大豆の輸出税引き下げを実施予定。これを受け、トウモロコシ農家は作付面積を拡大、前年から10%増となる見込み。

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