デイリー・アップデート

2015年12月22日 (火)

[ブラジル] 今年1月に始動した第2期ルセフ政権で緊縮財政路線を主導してきたレビ―財務相が辞任し、後任はバルボサ企画・予算管理相。市場には財政再建路線の継承に懐疑的見方も浮上。

[インドネシア] 21日、政府は航空部品の関税撤廃等を含む景気対策第8弾を発表。景気対策パッケージは来年以降も続く予定。

[トルコ] ロシアとの関係悪化でガス供給先の多角化を迫られる中、今月初めのカタールとのLNG輸入契約締結に続いて、次は巨大ガス田を持つ隣国イスラエルと関係を改善すべく交渉を開始した。

[市況] 年末ムード。ブレント原油が2004年以来の安値。WTIとの値差も1ドル以下に。主要株価指数の年初来騰落率は中国(上海総合)が日米を上回っている。ブラジル財務相交代を受けレアル1ドル=4レアル再び突破。

[ベトナム] 中銀副総裁は貿易収支が10月に黒字になっている事、1~11月の外国直接投資実行額は前年同期に比べ17%増えている事などから、米国の利上げの影響は限定的との見方を示した。

[化石燃料価格] 化石燃料価格の低価格が長期化することは消費国にとっても必ずしも良いことではない。再エネやエネルギー効率化の停滞や中東依存度が戻るリスクが出て来る

[中国] 中央経済工作会議で来年は経済の構造改革・持続的発展が重点とされ、構造改革上の五大任務として過剰生産能力・住宅在庫・金融リスクの解消、企業コスト低減、有効な供給の拡大が提起された。

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