デイリー・アップデート

2015年12月16日 (水)

[米国] 暴言の裏でトランプ人気が高い理由は、既存の政治に対する不満、SNSの発達、テロがメインテーマになっていること、正直な言動がウケていることによる。

[イラン] IAEA理事会は、イラン核開発のPMD(軍事的側面の可能性)の疑惑解明に関する決議を全会一致で採択した。しかし、国連制裁委員会はイランの弾道ミサイル発射実験への対処を協議中。

[インド] 10月の鉱工業生産は、前年同月比9.8%増と5年ぶりの高い伸びとなった。但し、消費が盛り上がるディワリ祭や昨年の反動増の影響を割り引くべき。4~10月の平均は同5.1%増。

[中国] 中国政府は大気汚染が懸念される中、国内のガソリンとディーゼルの価格調整措置を中止すると発表した。燃料需要を下押しし、国際原油相場のさらなる重しとなる可能性がある。

[日印原子力協定] 日印で原子力協定の締結に合意したが、対印ビジネス推進の為にはさらに原子力事業者への責任集中の確約が必要。原子力損害に関する条約(CSC)の批准がKeyとなる。

[お休みのお知らせ] 2015年12月17日~21日の間、デイリー・アップデートはお休み致します。ご了承ください。

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