デイリー・アップデート

2018年3月9日 (金)

[TPP] CPTPP(TPP11)協定がチリにて署名され、今後6か国の批准によって発効する。仮に米国が復帰しても、凍結22項目は自動的には復活せず、各国の同意が必要。

[米国] 3月13日にペンシルベニア州西部で実施予定の連邦下院補選は、中間選挙の前哨戦として注目されている。鉄鋼業が盛んな同地域は、トランプ大統領の再選戦略においても重要な位置付け。

[マレーシア] 3月7日、中央銀行は政策金利を3.25%に据え置いた。前回の1月会合で3年半ぶりに政策金利を0.25%ポイント引き上げており、インフレ圧力が緩和し景気が底堅い中、追加利上げの必要性はないとの判断。

[ECB] 欧州中央銀行(ECB)は3月8日の理事会で金融政策の現状維持を決めた。ただし、いわゆる「緩和バイアス」を削除し、資産買入れ終了へ向けた地ならしをした。

[中国] 関係筋によると、国家能源局に代わり新たにエネルギー省が設立される予定。国家発展改革委員会からは独立した組織で政策立案や規制について、より広範な権限を持つ見通し。

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