デイリー・アップデート

2018年3月29日 (木)

[ポーランド] ポーランドは米防衛機器メーカーのレイセオンからパトリオット地対空ミサイルシステムを47.5億ドルで購入した。同国はウクライナ危機で欧米との関係が悪化したロシアを警戒し、軍の近代化を急いでいる。

[エチオピア] アビー・アヒマド氏が新首相にほぼ決定。近日中に行われる議会投票により確定される。オロモ族出身の彼の選出により混乱が続く国内の沈静化に期待。

[イスラエル] エア・インディアがサウジ政府からの許可を得て、初めてサウジ上空を通過するニューデリー-テルアビブ間の直行便を就航させた。サウジ-イスラエル間の関係改善のしるしとみられる。

[米韓FTA] 米通商代表部は米韓FTA見直しに伴う合意の概要を発表。韓国による鉄鋼輸出自主規制などに加え、通貨操作に関わる合意もなされたが、財務当局同士による別合意となる模様。

[ミャンマー] 3月28日、アウン・サン・スー・チー国家顧問側近のウィン・ミン前下院議長(66)が議会で新大統領に選出された。現政権発足後2周年となる3月30日、議会で宣誓式が行われる予定。

[日本] 平成30年度予算が成立した。2016~18年度の集中改革期間における基礎的財政収支赤字(GDP比)目標の1%程度は達成できなかったため、今後新しい財政健全化政策が策定される見通し。

[農産品] 中国のトウモロコシ在庫の取り崩しが進む見通し。需要が好調なことに加え、精製能力の拡大により受給ギャップが縮小。

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