デイリー・アップデート

2016年5月6日 (金)

[モザンビーク] 債務隠し問題が拡大。国際機関は援助の打ち切り・一時停止を検討。通貨は下落、外貨準備も減少。一方、ガスパイプライン建設は4月末に合意。中国が総建設費の7割を出資。

[中台] 5/20の蔡英文女史の中華民国総統就任を目前に控え、人民日報は社説で、一つの中国を中台双方が認める92年コンセンサスを新政権にも認めるように迫り、圧力を強めている。

[ブラジル] 来週にも職務停止となる可能性が高まっているルセフ大統領はボルサファミリア増額(6月から)と所得税減税を打ち出したが財政赤字を助長しかねないため周囲の反発強い。

[米国] 為替報告書を公表し今回新たに設定された3つの基準のすべてを満たす為替操作国はなかったが、2つを満たすとして日本、中国、ドイツ、韓国、台湾の5カ国を「監視リスト」に指定した。

[インドネシア] 中央統計局は1~3月の実質国内総生産が年率換算で4.92%増となったと発表した。政府見通しは通年で5.3%増。

[市況] 日本の連休中にドル反発、商品・新興国通貨は軒並み下落。中国投機ブームで高騰していた鉄鉱石・鉄鋼は3日続落。加アルバータ州で大規模な山火事が発生しオイルサンド゛生産に影響、カナダ原油価格急伸。

[アルゼンチン] アルゼンチンは4月半ばから続く豪雨の影響で、大豆生産高の減少、品質の低下の問題に晒されている。ロサリオ商品取引所の穀物トレーダーによると、輸送されている大豆の20-30%は低品質であり、15-25%のディスカウントに値する模様。

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