デイリー・アップデート

2018年6月6日 (水)

[EU] 欧州裁判所が、”配偶者”は性的に中立な言葉であるとして、EU市民の同性配偶者で非EU国籍の者にもEU域内の居住権を認める判断。ただし、同性婚に関する判断は各加盟国の裁量とすることを維持。

[トルコ] チャヴシュオール外相がポンペオ米国務長官と会談し、シリア北部の要衝マンビジから米国が支援するクルド人部隊YPGを撤退させることで合意。翌日にはYPGがマンビジからの撤退を発表した。

[米国] 6月5日、上院共和党指導部は8月に予定していた約1ヵ月間の夏季休会を1週間に短縮すると発表。山積する立法課題に対応するためとされるが、民主党議員に地元での選挙活動をさせない狙いもあると見られている。

[米国] ISM(全米供給管理協会)が発表した5月の非製造業PMIは58.6と4か月ぶりに上昇。一方、求人数は670万人と比較可能な2000年12月以来過去最高で、人手不足が成長のボトルネックになりつつある。

[米国] 米政府がサウジなどのOPEC加盟国に対し非公式に増産を要請したとの報道。Bloombergは米政府が日量100万バレル程度の増産を求めたと報道したが、他のメディアは増産幅は提示されていないとしている。

[中国] 24年ぶりに国家税務局と地方税務局が、省レベルでの合併の動きを本格化。専門家は、80数万人にのぼる職員の業務配分や人事問題、地方政府の資金裁量権(企業誘致時の優遇など)の制限への懸念を表明。

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