2018年6月11日 (月)
[日本] 機械受注統計によると、民需(除く船舶・電力)の受注額は前月比+10.1%増となった。外需も回復しつつあり、設備投資が今後も堅調に推移する兆しがみられる。
[中国] 米国の鉄アルミ輸入関税で摩擦が強まっているが、中国の5月鉄鋼輸出は4カ月連続で増加、アルミ月間輸出量は2014年12月以来の高水準を記録。銅や鉄鉱石の輸入需要も高水準。
[石炭] 豪州Newcastle一般炭価格は111.65米ドル/トンと2012年2月以来の高値。北東アジアの熱波と夏季需要ピーク前の在庫買いによる需要増が主因。
[EU/英国] メイ首相が、最長2021年末までイギリス全土が関税同盟に残留する案を提案。バルニエ首席交渉官はイギリスの新提案を否定するコメント。本日、バルニエ氏とデイビス英EU離脱相の会合が予定されている。
[イラク] 5月12日に実施された議会選挙の投票用紙保管所が火災に見舞われた。機械での読み取り結果に不正があったとして手作業での再集計が予定されていたが、火災を受けて議会議長などは選挙のやり直しを求めている。
[米国] 6月9日、トランプ大統領はG7首脳会合を途中退出し、米朝首脳会談への途上、G7首脳宣言への不同意をツイッターで表明した。G7では、関税や非関税障壁の完全撤廃や、ロシアによる参加復活を提案した。
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