デイリー・アップデート

2015年10月21日 (水)

[中国の原発] 中国は現在稼働中の原発26基、建設中25基、建設許可取得43基、構想中136基と大幅に原発を増やしまた英国等への輸出にも力を入れている。数多くの型式の原発を開発/建設で不安も。

[カナダ] 10月19日実施の総選挙で野党・自由党は184議席を獲得して単独過半数を確保し、政権交代が実現。トルドー次期首相はインフラ投資、中間層減税実施のために財政赤字容認へ。

[ベトナム] TPPにより繊維・履物の輸出が拡大し、投資も促進されることから、ベトナムはTPPの最大の受益者といわれる。課題は国営企業改革、労働組合の自由化。外圧を活かした改革が期待。

[油価見通し] 世界最大の原油トレーダーVitol社CEOは、2016年の油価につき世界需要の鈍化とイランおよびリビア産原油の生産回復で1バレル60ドル突破に苦戦するとの見方を示した。

[日本] 9月の貿易収支は▲1145億円で前年と比べて赤字は縮小。米国向け輸出が堅調に推移し、輸入額は原油安により減少。

[シリア空爆] 米国防総省はシリア上空での衝突事故回避に向け、ロシアとの間で覚書を交わしたと発表した。米ロ両国などの航空機30機以上が活動し、予期せぬ事態が起きる危険性が高まっていると懸念されていた。

[中・英] 習主席が英国議会で演説、英国は世界最大の人民元海外取引市場(除:香港)、西側で人民元建て国債の初の発行国、西側で最初にAIIB加盟を表明したなど、中英関係の緊密度を強調。

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