デイリー・アップデート

2016年2月2日 (火)

[ブラジル] 国営石油会社ペテロブラスが1月中旬に公表したばかりの5ヵ年投資(2016~20年)をさらに5%削減して930億ドルとする方針。投資削減はブラジル経済の押し下げ要因として懸念される。

[ミャンマー] 1日、新議会が開催。上下院の議長・副議長4人のうち3人が少数民族、1人がUSDP出身となる予定で、NLD主導の議会が国民融和を重視する姿勢が現れている。

[イラン] 月末の選挙に向けて、多数の改革派候補が監督者評議会による資格審査で落とされる事態となっている。初代最高指導者の孫であるハッサン・ホメイニ師も、同様に資格審査で落とされた。

[タイ] 政府は、2015年の外国人旅行者数が、2014年比20%増の、2,988万人となったと発表。特に中国人が793万人で前年比71%増と大幅増、外国人旅行者に占めるシェアも27%に拡大した。

[S&P] S&Pは、石油メジャーShellの長期債格付けをAA-からA+に引き下げ、更なる格下げを検討する「クレジット・ウォッチ」に指定。また、欧州の他の石油会社、BP、Eni、Respol、Statoil、Totalについては向こう数週間以内に格下げを検討すると発表。

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