デイリー・アップデート

2016年2月22日 (月)

[英国] キャメロン首相は、EU残留の是非を問う国民投票を6月23日に行うと表明。世論調査では賛否が拮抗し、論争は激しさを増しているなかで、ジョンソン・ロンドン市長はEU離脱を支持すると発表した。

[ウガンダ大統領選挙] 現職のムセベニ大統領が60.75%獲得し5回目の当選。対抗馬のベシジェ元内相は35%。野党は選挙不正を訴え抗議活動を続ける方針。混乱の拡大が懸念される。

[中国] 3社以上の銀行に多額の債務を抱えるゾンビ企業を対象に、3月末までに債権者委員会を設立することが決まったが、財新網は委員会運営の成否は地方政府の協力姿勢によると述べている。

[フィリピン] 21日、大統領選の討論会が開催。3日、ミンダナオ和平を具体化するバンサモロ基本法案の不成立が決まったが、次期大統領の下での審議再開が注目される。

[トルコ] シリア内戦の波及効果が、様々な形で隣国トルコに及んでいる。260万人のシリア難民、クルド問題、米・欧・露との関係性も微妙になっており、今後地域の混乱がさらに広がる恐れがある。

[マレーシア] 2015年の実質GDP成長率は前年比5.0%増で、前年より1.0ポイント下落した。リンギ安や、原油価格低迷、消費税の導入など下押し要因があったが、個人消費、民間投資が牽引した。

[OECD] 18日、OECDは2016年の主要国の経済見通しを下方修正。世界全体の実質GDP伸び率を、昨年11月時点の予想よりも0.3ポイント引き下げ、3.0%に。日本は0.2ポイント下方修正し0.8%。

[フィリピン] 中央銀行の発表によると、2015年のフィリピン人海外労働者送金額は、前年比4.6%増の257億6,700万米ドルだった。8月、10月、11月は前年同月比マイナスと伸びが鈍化している。

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