デイリー・アップデート

2016年2月12日 (金)

[IMF,中国] 昨年11月末に中国人民元のSDR入りがIMFの理事会で決定。適用は2016年10月1日から。人民元は5番目のSDR通貨としてSDR構成の10.92%を占めることになる。

[インドネシア] 2015年12月小売売上高は前年同月比10.4%。家庭用品が14.9%と高い伸びを見せた。 政府は景気刺激策第10弾としてEC・観光など55分野で外資出資規制を緩和。

[米エネ] BNPパリバは米エネルギー企業向け融資(Reserved back lending)からの撤退を表明。米エネ企業の資金調達手段が狭められていることを示唆する動き。米銀による4月の融資枠見直しに注目が集まる。

[ラニーニャ] 米気象予報センター(CPC)は、ラニーニャ現象が今年後半に約4年振りに発生する可能性が高まっていると発表。現在のエルニーニョは北半球の春の終わりから初夏にかけて収束し、秋にラニーニャが発生する見込み。農産品への影響が懸念される。

[技術革新で新興国の危機] ロボットやAIが労働市場に大きな影響を及ぼし、新興国の雇用喪失は予想より厳しい。この問題を解決するため、新興国政府は教育政策に工夫する必要がある。

[中国] 北京市公安局がネットを監視するサイバーポリスの学生ボランティアを募集中。ネチズンの多くは、当局が密告を奨励する文化を青少年を含む社会に押し広めるものだとして批判している。

[米国] 2月9日のニューハンプシャー州予備選では共和党はトランプ氏、民主党はサンダース氏という「アウトサイダー」が勝利。次の主戦場は南部初の予備選となるサウスカロライナ州。

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