デイリー・アップデート

2016年2月4日 (木)

[米大統領選] ブックメーカーによると、アイオワ党員集会の前後でルビオ候補のオッズが1/3から5割へ上昇したがクルーズ候補は微増に留まった。金を賭ける人は報道に踊らされず冷静に判断か。

[ウクライナ] ポロシェンコ大統領の支持率は2割前後、低迷している。政府の重要閣僚であったアブロマヴィチュス経済発展・貿易相は、国内の経済改革が進まないため、自ら辞任を表明した。

[アフリカ開発銀行] アフリカ開発銀行貸し出しの背景には中国の需要減少・資源価格の下落・財政赤字。近年の外貨準備高の減少と対外債務の拡大も要因。特にインフラ投資に注力。

[中国] 政府は住宅在庫の削減を狙って先日も購入時の頭金比率の制限を緩和したが、三線以下の都市については新規の需要を喚起する効果は殆どないと、中原集団の研究者が述べている。

[アルゼンチン] 2015年12月に発足したばかりのマクリ政権は対GDPの約3.7%を占めるエネルギー・セクターの補助金の削減を目的として電力料金の引き上げを実施。

[シリア] 政権側と反体制派の停戦交渉が、開始2日後に幕引きとなった。反体制派はロシア空爆と政権の攻撃継続を非難。政権側は反体制派をサポートするサウジ等を非難。次回交渉は2/25開始。

[インドネシア] 中央銀行が発表した1月の消費者信頼感指数は112.6と前月から5.1ポイント上昇し、4ヶ月連続で上向いた。

[hTCの仮想現実事業] hTCの「Vive」の目標は一般消費者だけでなく、企業も含める。仮想現実の課題は目眩、価格とソフトウェアがあるが、hTCはどうやって対応するのかまだわからない。

[マレーシア] 民間研究所による2015年第4四半期の消費者信頼感指数は、基準となる100を下回り、63.8で過去最低となった。家計債務、物価上昇、雇用不安が消費者心理を悪化させている。

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