デイリー・アップデート

2016年4月5日 (火)

[パナマ・ペーパーズ] 弁護士事務所から膨大な内部文書が漏えい。タックスヘイブンにおける節税の実態が明るみに。国家元首や有名人やその家族の名前が挙がっている。

[西アフリカ] 今年1月半ばにWHOが終息宣言したエボラ流行熱が再発し、ギニア・リベリアで既に死亡例も。ギニアの該当地域住民にワクチン接種も西アフリカで再流行の可能性。

[中国] 四大国有銀行の昨年の純利益の伸びが軒並み1%を割る一方、不良債権額は+30~70%と急増(不良債権率は1.4~2.4%)。重工業・エネルギー依存の省では不良債権率が5%弱の例も。

[ペルー] 人民勢力党のフジモリ党首が各種世論調査で優位を維持して4月10日にペルー大統領選挙の第1回投票が実施。6月の決選投票は確実な状況だが、左派のメンドサ候補が急浮上。

[ミャンマー] 4月5日に電力・エネルギー相と教育相が新たに国会に承認され、アウンサンスーチー氏は4大臣兼務から2大臣(外相、大統領府相)兼務となる見通し。

[リビア] チュニジアで発足した新生リビア政府「大統領評議会」がトリポリ入りした。既に分裂状態のリビア東西両政府からの事前承認が得られない中でのトリポリ入りとなり、今後の動向が注目される。

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