デイリー・アップデート

2016年4月19日 (火)

[ロシア] ズベルバンクCIBの予測では、原油価格1バレル/$35-40であれば、ロシアGDP成長率は今年、+0.5%に転換する可能性がある。インフレ率は、16年見通しが6.7%になると発表した。

[モザンビーク] IMFが10億ドルの債務隠しを理由にモザンビークへの援助を一部キャンセル。政府は勘違いと反論。先月発行されたマグロ債も艦艇や武器の購入に使用されているとされる。

[中国] 中国共産主義青年団の機関紙である中国青年報は、甘粛省地方都市の紀律検査委幹部や検察官が、裁判を待たずに、犯罪容疑者個人の財産を私するなどの違法行為を伝えた。

[ペルー] 大統領選挙第1回投票後初の最新世論調査をIposが実施し、クチンスキー元首相44%、フジモリ人民勢力党党首40%と4月17日公表。両者が争う6月5日投票の決選投票は接戦が予想。

[バングラデシュ] バングラデシュ経済特区庁(BEZA)は新たに10ヵ所の経済特区(SEZ)を発足させた。SEZ建設は政府のビジョン2021の一環。民間投資の拡大を経済成長のカギと位置付ける。

[フィリピン] 2月の海外送金額は前年同月比9.1%増の21億1,000万米ドル。伸びは前年同月や前月から加速。

[鉄鋼] 鋼材価格上昇や中国経済指標の安定化を追い風に中国3月鉄鋼生産は過去最高、鉄鉱石価格は60ドル再訪。中国鋼材輸出は前年比30%増。貿易摩擦激化で非難合戦、国際協調は難航。

[ロシア] 露財務相は、同国最大の石油会社ロスネフチの政府持分69.5%のうち、19.5%を売却する意向があると発言。売却価格は99億ドルと見積もっており、2016年後半にも実施予定としている。

[ブラジル] USDA Foreign Agricultural Seviceによれば、16/17年度のトウモロコシ生産高前年度比1.2%増の8600万トンと過去最高の見通し。

[容量市場] 自由化された電力市場では再エネ等の拡大に伴い予備力等の供給力不足が懸念される為、容量市場が導入されているが最終形はまだ見えない。

[広東省-ドイツ・デュースブルク間の貨物列車が開通] 広東省とドイツのデュースブルクをつなぐ貨物列車が14日に開通した。この列車によって、これまでの水上運輸に比べて輸送日数が15日以上短縮できるとされている。

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