デイリー・アップデート

2016年4月12日 (火)

[旧ソ連諸国] 世銀は今年における南コーカサスや中央アジア諸国の経済は困難な状況にあると報告した。同地域の経済成長率は南コーカサスは-0.6%、中央アジアは1.9%、ロシアは-1.9%になると予測している。

[中国] 3月の野菜価格は前年同期比35.8%高(豚肉:同28.4%高)。高騰の原因としてマネーサプライ(M2)増、消費嗜好の変化に伴う需要増、生産コスト増、天候などの他、投機目的の買い溜めも挙げられている。

[キューバ] 5年ぶりとなる第7回キューバ共産党大会が4月16日から4日間の日程で開催。共産党大会での最大の焦点は経済改革アジェンダと2018年以降の新政治体制の展望。

[フィリピン] 4月11日のSWS世論調査によればドゥテルテ・ダバオ市長が1位(27%)、ポー上院議員が2位(23%)。2人のフロントランナーの接戦の様相を呈してきた。

[ミャンマー] 財務相は経済成長の最優先課題の一つに徴税強化を挙げた。ミャンマーの税制制度は未発達のため、十分に徴税ができない状況。納税者、税務署、税法制度の面で整備・改善が必要。

[米国] 米銀は年2回(4月・10月)の融資枠見直しにて、油価下落以降で初となる本格的なシェール企業向け融資削減を実施。既に公表されている企業だけで、融資枠の20%が削減されている。

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