デイリー・アップデート

2016年4月18日 (月)

[豪州] 議会上院でオーストラリア建設委員会(ABCC)の再導入法案の通過が困難との見方が強まった、これに伴い、ターンブル政権は7月2日に総選挙を実施する見込み。

[イラン] モゲリーニEU上級代表がイランを訪問し、貿易・エネルギー・安全保障に関する協力について話し合った。先週の伊首相の訪イや、エアフランスの就航再開等、イランへの経済攻勢が続く。

[スリランカ] IMFはスリランカ政府と3月下旬から4月上旬に協議し今月末にも10億ドルから12億5千万ドル規模の融資決定をする見込み。世界銀行等からの追加融資や新規国債の発行の足がかりとなる。

[天災] 熊本地震で大手メーカーの生産停止相次ぐ。エクアドルでもM7.8の地震で甚大な被害。チリ中部では豪雨の影響でAngloとCodelcoが2つの主要銅鉱山の操業が停止している。

[中国] 米農務省の試算によると、中国はコーン備蓄政策廃止に伴う資産価値再評価により、100億ドルの評価損が生じると指摘。実際には備蓄コストやカビ等による劣化により、損失は更に拡大すると見られる。

[日ロ関係] 日ロ両政府は4月15日、都内で外相会談を開き、5月にロシア南部のソチで予定している安倍首相とプーチン大統領の非公式首脳会談の準備を進めることと、平和条約締結交渉を行うことで合意した。

[中国] 6月の全国金融工作会議で、一行三会(人民銀行:現在、国務院内組織、銀行業/証券/保険監督管理委:同、国務院直轄機関)体制の改革案が焦点になるだろうとの報道がある。

[ブラジル] 下院本会議はルセフ大統領の弾劾手続きを上院に進めることに定数513名の3分の2の342名を上回る367名の賛成で可決。今後、上院で大統領弾劾が審議されることになった。

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