デイリー・アップデート

2016年4月11日 (月)

[ベトナム] 3月の自動車販売台数は前年同月比51%増の2万4,802台。

[パナマ文書] G20やOECDがタックスヘイブンの国際協調的な監視強化に向けて今週会合を開催する。リークされた文書によると500行の金融機関が絡んだとされる。

[ウクライナ] ヤツェニューク首相が汚職対策の遅れなどに対する国内外からの批判が強まるなか、辞意を表明した。後任にはグロイスマン最高会議議長が有力視されている。

[ナイジェリア] 経済悪化傾向。パンダ債、サムライ債、ユーロ債の発行及び、国有石油企業の分社化と株式売却を考慮中。ドル不足により輸入決済が難航し、国内でガソリンが不足。

[中国] 新エネルギー(現状は主に電動)車の普及促進目的の政府補助金を狙った、一部のメーカーの様々な不正行為が明るみになり、政府は給付システムの改善と監督強化の方向に向かう。

[ペルー] 大統領選挙第1回投票が4月10日に実施され、フジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリが首位となったが、当選に必要な有効投票の過半数を獲得できず、6月5日に決選投票が実施。

[マレーシア] 4月7日、国会下院公的会計委員会(PAC)は1MDBの最終報告書を発表。1MDBのマネジメントを批判しているが、ナジブ首相への言及はなかった。

[難民問題] 3/20以降にギリシャに到達した不法移民のトルコへの強制送還が開始。326人がこれまでに送還されたが、保護を求める人々を強制送還することに対する人道的・法的批判も出ている。

[世界貿易] WTOによると2016年の世界貿易量は前年比2.8%増の見込み。2015年9月の前年比3.9%増より大幅に下方修正された。世界経済の先行きへのリスクが高まっているため。

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