デイリー・アップデート

2016年4月21日 (木)

[サブサハラ] サブサハラの航空業界が好調。今年2月までの乗客数の伸び率は過去8年で最高。特に、東アフリカの経済成長が貢献。各国業界団体もコスト削減のため協力体制を高めている。

[中国] 19日、ネットセキュリティ・情報化活動座談会で、習総書記は、インターネットの監督に関し、党・政府・指導者個人に対する善意の批判は耳に痛くとも慎重に検討すべきと発言。昨今の批判を意識か。

[ベネズエラ] 国会で可決された政治犯釈放を求める恩赦法案を巡り与野党対立が激化する中、電力不足が原油生産に悪影響を及ぼし始めており、ベネズエラ情勢は政治・経済両面で悪化。

[フィリピン] 12日、世論調査でトップを走る大統領候補のドゥテルテ・ダバオ市長が過去の人質事件に関して失言し激しい批判を浴びている。次回世論調査結果への影響が注目される。

[サウジアラビア] オバマ米大統領が米-GCCサミット出席のためサウジを訪問。イラン、シリア、石油、人権問題等に関する意見の相違で、2国間の関係冷却化が囁かれる中での訪問となった。

[商品市況] 現在は①供給障害多発、②ドル高是正の思惑、③中国経済安定化で総じて堅調だが、需要回復の実感乏しい。中国の与信急拡大による景気回復の持続性には不安の声。

[アルゼンチン] アルゼンチンの豪雨により、同国産大豆は収穫遅れ、輸送道路冠水、湿気による病害不安に晒されている。 Thomson Reuters傘下のLanworthは15/16年度同国大豆生産高を1%下方修正した。

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