デイリー・アップデート

2016年4月22日 (金)

[豪州] Moody'sはAAA格維持には増税と歳出削減が必要と指摘。現与党は債務削減重視だが、格付け維持コストよりインフラ整備投資不足による機会費用が増大、インフラ支出拡大すべきと一部投資家は主張。

[中国] 浙江省温州市の事案を契機に、住宅用の国有地使用権の期限が満了した後、法律で保障されているその後の継続使用が、有償か無償かなど一切規定がないため、様々な意見が出ている。

[米英関係] オバマ大統領は現在訪英中であるが、米英間の最大の懸案は6月23日に実施されるEU離脱に関する国民投票であり、オバマ大統領は英国に対してEU残留を強く主張。

[インド] 4月25日から始まる予算国会セッション後半では、GST法案と倒産法制の審議が注目されるが、GSTは党派対立の激化から難航が予想される。

[サウジアラビア] 米上院で、911事件の犠牲者が米国内でサウジ政府を訴えることを可能にする法案が審議されている。オバマのサウジ訪問をきっかけに、米国内でのサウジ批判が再燃している。

[インドネシア] 中央銀行は政策金利6.75%で据え置き。8月から新しい政策金利として導入すると発表した「7日物レポ金利」も5.5%を維持。

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